当山の檀家になるという方がいて、他寺院からお遺骨を移す方がいた。その時はお遺骨を預かっていた寺院に当山で受け入れますという「受け入れ証明書」を出した。火葬許可証があれば良いが、その時は無かったので、その寺院で「当寺の墓所に埋骨しておりましたという証明書を添付してもらった。

その逆に、当院から他寺院に移る方もいた。

その時は移設先の寺院宛に証明書を書いた。

「証明書 俗名 0000 昭和00年0月00日寂 戒名 00童子 

当山境内墓所埋葬の右霊につき 貴山00寺管理墓所に改葬移籍しました。

              平成00年0月00日  梅花山光明院 住職 小川亮昌

  00山00寺 御山主 0000殿 」

今日、同じようなことがあった。当山の永代供養墓に安置していたお骨を訳あって他寺院に移すという。どのような書類を書いて良いか迷った。今日の方は、移す寺院の名前を聞いて知っていたが、その寺院の名前は書かなかった。お遺骨は必ずしも墓地に埋葬しなくても良い。自宅に安置する方もいる。当山から、その方に渡されたことが分かれば良い。その後にその方がどうするかまでは関知しないで良いとおもう。それで、下記のような証明書を書いた。

墓前で読経してお遺骨を渡した。

「上記の遺骨を受領しました」のあとの日付・住所・氏名・印鑑の他に続柄を書く欄を入れた方が良かった。故人とどういう関係の方かわかった方が良いし。

移されて新たに供養される寺院は、私の良く知った寺院でありご住職だった。「よろしくお伝えください」と言ってお送りした。