第2744回 西日本豪雨水害で平島地区に被害を
拡大させた2人の男のお話。
2023年8月31日木曜日の投稿です。
2020年平島団地分裂騒動顛末記 第1046話
【前話 第2742回の続きより。】
僕が、平島振興祭実行委員会 会長などと名乗っていた
元生命保険会社の支店長のA1元町内会長に対して、
「消防団の人達が、西日本豪雨水害の初動対応で
何もしなかったと言うのは、間違いです。」
「平島小学校のPTAの会長は、寝ていて活動を
見ていなかったので、そう思っていたので、マイクを
手に持って水害の不満を皆さんの前でぶちまけたので
しょう。」
と、語り、そしてこんなお話をしたのです。
「 昨年の2018年7月7日土曜日に発生した
西日本豪雨水害で、平島地区の周辺の2,230世帯の
みなさんに深刻な被害が発生した原因は、A1さん、
おじさん、貴方と、ここにいる僕のせいです。」
「去年の7月の後半、暑いカンカン照りの時期に、
僕は水害の現場検証をして歩きました。」
「いろんな人の証言や、各地域の水深や、時間に
ついて調査して歩きました。」
「 すると、平島団地で一番早くに水害に気が
付いていたのは、A1さん、貴方だったと
わかりました。」
「平島振興祭実行委員会の会長の貴方が、平島団地で
一番早く水害が発生することに気が付いていたのです。」
「小鳥の森団地の町内会長らの証言では、水害が
発生する2時間程度前に、水害が発生しそうな状態だと
言うことは、岡山市役所から避難勧告が発令する約20分
も前に連絡を受けて現地に出向いて上道中学校の東側の
船橋の東土手で砂川の川の濁流の水面をみながら説明を
受けて気が付いていたそうですね。」
「貴方が、みなさんに危険を告げず、黙って
いたおかげて゛みなさんの自家用車が移動出来ていたかも
しれないのがダメになって行きました。」
「あの時に、貴方が、勇気を出して、
平島地区の消防団長に見たことを告げていたら、もう少し、
消防団も即応した活動が出来ていたかもしれません。」
「あなたが、午前0時10分頃、
勇気を出して、平島団地公民館の防災放送で、
町内の人に対して、実際の放送より、2時間程度早く
自家用車の移動を呼び掛けていたら、平島団地の人や、
南古都団地のみなさんの自家用車は助かっていたかも
しれません。」
「僕も、思いついたことは実行したつもりですが、
北伊都神社の西の参道のチェーンを大雨の中、
取って支柱を抜いて、車が入れるようにしたのが
その時刻は、午前2時13分でした。」
「7分後の午前2時20分に、消防団の人が1人で
勇気を出して、消防車に乗って平島団地の2組に来て
くださいました。」
【2018年7月7日土曜日の午前3時のA1元町内会長の姿】
「ところで、ここの平島地区全体ではどうかわかり
ませんが、 おじさん、貴方と、僕が打ち合わせを
して、勇気を出して、みなさんに早く、速やかに、水害の
危険を知らせていたら、何億円か、被害金額が少なくなって
いたと思います。」
と言うと、A1元町内会長は、当時、こんな反論を
繰返したのです。
「おみゃーそりゃー結果論よ。」
「おみゃーの言う事を真夜中に実行して、
何もなかってみぃ、どうなるんにゃー、そう言う
ことはのう、行政機関がすることよ。」
「 どうして、わしが水害の責任を問われ
にゃーいけんねぇ。」
「いざ言うたらのぅ、みんな、自分の家の事が
一番よ、他人の事なんか、災害が発生する段階で、
大騒ぎしょうる時に知らんわ。」
などと、僕に語ったのを記憶しています。
【次回に続く。】