第1899回 「国民が日常堤防道路を使用するにあたり安全上の
検討がなされていない。」との申し立て。
2022年9月7日水曜日の投稿です。
2020年 平島団地分裂騒動顚末記 第736話
【前話 第1890話の続きより。】
2018年7月7日土曜日に発生した西日本豪雨水害から
318日後が経過した、2019年5月21日火曜日の午後
18時30分から始まった、行政機関による、前年堤防が
崩壊し、大きな被害が発生した岡山県岡山市東区砂川の
堤防修繕工事についての説明会の様子を少しずつ紹介しています。
1、国民に危険を知らせる堤防施設の検討の不備。
2、国民が堤防を使用して避難活動や、行政機関が救助活動を
行う事を想定しての整備計画の検討の不備。
を お話しして、
※【第1887回】【第1890回】のお話しを参照してください。
その後、
3、国民が日常堤防道路を使用するにあたり、安全上の設備の検討
の不備についてのお話しが始まって行ったのです。
そのまま、文章にしてお話しを誌面で紹介します。
「 一昨年、砂川橋の西詰め 北方向に100メートル程度
進んだ場所の堤防の下の西側の水路で、男性が死亡しているのが
発見されたそうです。」
「 近くには、男性が乗っていたと思われる自転車が一緒に
沈んでいたそうです。」
「昨年の西日本豪雨水害の後、自主的に、大雨の日や、台風の日に
消防団とは別に、堤防の見回りを深夜行っています。」
「すると、まず、電信柱が無い、 それから街灯が無い、
そういう事情で、暗闇で、砂川の川の水面がよく見えません。」
「そう言う照明施設が堤防の上の道路に無いので、その男性の
人が、どういう事情かはわかりませんが、「堤防の道路から
下に落ちて自損事故で亡くなったらしい。」と言うことで、
そのままになっています。」
「今日の配布があった、工事の説明書には、夜間の照明施設の
検討や計画、そして国民が日常堤防の上の道路を使用するにあたって
の検討が一切記載されていません。」
「 どうなっているのでしょうか。」
「そう言う訳で、砂川の堤防の管理の管轄は、岡山県で、道路の
維持管理は、岡山市役所になります。」
「両者で打ち合わせをして、電源の確保にも問題があって、
最悪の場合、反射デリネーターを路肩に打設していただいて、
夜間の転落事故防止について、検討をお願いしたいと考えて
います。」
と、そんな申立を行いました。
その後、岡山市役所の工事で、反射デリネーターを路肩に
打設する事を要望して、少しずつですが、堤防の工事の終わった
箇所から順番に道路の路肩に施工していただいています。
【次回に続く。】【転載コピー自由です。】