第1446回 日本主導の新しい平和維持組織の樹立構想。
2022年3月27日 日曜日の投稿です。
永田町2丁目の風
今日のお話は、2022年3月23日水曜日の
午後18時から、東京都千代田区永田町の衆議院第1議員会館
のホールで行われた、ウクライナ国の大統領 ゼレンスキー氏の
演説を聞いて、国民の1人として感じた事を誌面に投稿したい
と思います。
ヴォロディミル オレクサンドロヴッチ ゼレンスキー大統領の
お話は、約13分間の放送で、 要旨は、大きく分けて3項目でした。
① アジアで最初に戦争に反対して、ロシアに抗議し、
制裁を発動した我が国への感謝のお話し。
② 原子力発電所などへの武力攻撃に対するロシアへの批判。
③ 機能していない 国際連合への不満と批判。
以上でした。
今日のお話は、③の 機能していない 国際連合への不満と
批判のお話しを聞いて感じた事を誌面で紹介します。
国際連合と言う組織は、1945年に設立されて、今年で77年
になります。
この間、多くの人が、国連の常任理事国の拒否権の権利を無くそうと
改革を志して、改革を志した人達は、いろんな妨害や圧力によって
除かれていき、何も行えませんでした。
今回も、何を提案しようが、拒否権を持つ、戦争加害者のロシアが、
これを行使するので何も決める事が出来ないで現在に至り、これを
ゼレンスキー大統領のお話を聞くと、大変不満に感じているようで
した。
彼だけでなく、世界中の多くの人が 彼同様に不満に感じている
でしょう。
ロシアの国連大使の発言は、ウソばかりで、あきれるばかりです。
ところで、設立から77年の今年、国連から拒否権の権利を無くす
改革というのは拒否権を持つ国々を武力で武装解除して、無条件降伏
でもさせない限りは実現は出来ないと僕は考えています。
1991年の湾岸戦争の時も、当時、国際連合は利用されるだけで、
戦争を止める事を主導することは出来ませんでした。
今回も同様です。
そこで、ゼレンスキー大統領のお話の不満を解消するには、
平和国家の日本が主導して、新しい、平和を主導する組織を樹立して、
外交で、少しずつ加盟国を増やして、その組織の整備と育成を
行って行った方が早いと考えています。
【 世界の国々と平和条約を締結することを推進した 故 佐藤栄作 内閣総理大臣】
故 内閣総理大臣 佐藤栄作 先生は、世界のいろんな国々と
平和条約を締結されて、戦前の武力によって、東アジアを統一する、
九州の福岡県の玄洋社の大東亜共栄圏構想という思想があったのですが、
これを、戦後、改め、話し合いと、平和によって これを推進
しようと考えられていたと伝えられています。
この大東亜共栄圏構想を、平和的に、話し合いによって実行して
行く、その手始めに、どんどん世界各国の大使館をフル稼動させて、
世界各国と平和条約を締結して、ノーベル平和賞を受賞されました。
これを もう少し、今現在、一歩進めて、戦争の発生を抑止し、
仲裁する、平和国家 日本が主導する組織を立ち上げて、現在国連
に加盟している国々は、全部で193カ国ありますが、声をかけて、
東京かどこかに、国連本部のような場所と建物を造って、第2の国連
ではありませんが、世界の民事調停を行う場所を造って、戦争や紛争
を解決して抑止すると言う国際貢献を行って見たら良いのではないか
と思いました。
この構想を、
「 世界平和共栄圏構想。」
と名付けて、これを平和国家 日本国が主導して、国際紛争の
仲裁や調停を行う機関を造って、日本が世界の平和に貢献して
行く、そんな組織を造って行くべきと考えています。
今の国際連合は、日本から金を取って、なんら、浪費する
ばかりで、日本の発言の重みは皆無です。
日本の国連の負担金よりも少ない金額を負担している国が、
拒否権を持って、気に入らないことは、拒否権を行使して、
物事が決められず、空転するようなそんな組織の国連に、
資金など支払う必要はないのではと考えています。
第2の国際連合のような拒否権の存在しない組織を立ち上げよう
とすると、拒否権を持つ国々から いろんな圧力がかかってくると
思いますが、それをはねのけ、実行すると、50年後、 きっと、
世界から評価される組織を平和国家 日本が主導して造ったと、
評価を受けるのではないかと思いました。
テレビなどで、多くのウクライナの人達が戦争という
暴力に怯える姿が報道され、本来、何かを早急に決めて、
実行し、戦争を止めるべきところを、訳のわからない
小田原評定を繰り返し、何も決められず、空転する国際連合
の議場を見て、いらつき、この組織は、拒否権と言う
おかしな制度を廃止しないと、今後、何も役に立たない
と僕は多いに不満に思いました。
たぶん、こう感じているのは、僕だけでは無いと
思います。
【次回に続く。】 【 転載コピー自由です。】