第1143回 岡山県岡山市東区南古都団地町内会長のお話し。
2021年11月13日 土曜日の投稿です。
2020年 平島団地分裂騒動顛末記 460話
2019年4月27日土曜日の夜の岡山県岡山市東区平島地区の平島団地の様子を
少しずつ紹介しています。
当時、平島団地の約600メートル程度南側に位置する、小鳥の森団地224世帯の町内会長
のE1さんの電話で、山陽マルナカ平島店の駐車場の南東の一角に、夜の20時に集まって
平島地区の少年少女の非行を防止する為に、夜の安全パトロールをする行事が行われようと
していたのです。
平島団地町内会の前町内会長のA6さんが所持していたとされる、緑色の帽子が
あったらしいのですが、当時、行方不明となっていて、仕方なしに、E1さんに1つ、丁重に
お願いして個人的にいただく事になったのですが、 他の町内会の町内会長らから、新しい
のがほしいと要望が相次いだのです。
小鳥の森団地の町内会長のE1さんの車の後部のトランクには、透明なビニール袋に
新品の緑色の帽子や、安全ベストの未使用品がたくさんしまい込まれていたのです。
僕が車のトランクを開けるように要望し、たくさん積み込んで保管しているのが他の人達に
見られてしまったのです。
【 前話 第1141回の続きより。】
小鳥の森団地のE1町内会長が、安全ベストの着方、そして、大きな体格の人の時の、
安全ベストのサイズが大きくできる方法などを、体格の大きな、相撲取りと言ったら、大げさ
ですが、大きな体格であられた、 サンスクエア東平島町内会70世帯のE6町内会長
をモデルにして、教えていただいたのです。
そして、又々、山陽マルナカ平島店の建物方向から、冷たい大風が、轟音をたてて、
駐車場を吹き抜けていったのです。
ネコ科の寒がりの僕が、「 ううぅぅぅぅぅっ、寒寒ーー。」と、小声を出して寒さを訴えて
いると、サンスクエア東平島町内会のE6町内会長が、大きな体で、のっしのっしと僕の
そばに来て、「平島団地の齋藤さん、 えーー方法を教えてあげようか。」と、囁くので、「この
帽子は、安物のすかすかで、冷たい風が頭を吹き抜けていくので困ります。」 と、困惑した顔
で訴えると。
サンスクエア東平島町内会のE6町内会長は、
「 こうしたら、この 問題は一気に解決します。」
と言って、 僕が当初かぶいていた、砂色の帽子を頭に載せて、 その上に緑色の帽子を載せ
て、「 ふっふっふっふっ、 これなら、頭が温かいでしょう。」と、お話しいただき、早速、実行す
ると、良い感じであったのです。
僕が、「 これは、名案でございます。」 と、嬉しそうに話をすると、帽子を2重にして頭の上に
載せている僕の姿が滑稽だったのか、周囲のみなさんが、「 そりゃーーえーー方法じゃ。」
と言って、笑いだし、 緑の帽子をかぶることにこだわって、小言を言っていた、小鳥の森団地
の町内会長のE1さんも、大笑いをしたのです。
すると、南古都団地225世帯の町内会長のE3さんが、「 おぃ、 ちょっと みんな
聞いてくれいや。」と話だし、 小鳥の森団地の町内会長のE1さんの自家用車の後の
トランクに積みっぱなしになっている、緑色の帽子や、安全ベストの多数の新品の品に
ついて、各員に配布を求めたのです。
「 おぃ、各町内会に1つずついうけどが、いろんな人が来るわけじゃけぇ、1つ
だけじゃぁ衛生上ようないし、それから、使っていたら、古くなって、替わりがいるしじゃなぁ、
なんぼかみんなに帽子とベストを配ったらどうか思うんじゃ。」 と、こんなお話しがあり。
「いりゃーまた、作くりゃーえかろうが。」 と、そんなお話しをされたのです。
サンスクエア東平島町内会のE6町内会長も、「 おうっっ、 その通りじゃ。」 「わしも
そう思うわ。」 と、同調したのです。
夜の山陽マルナカ平島店の駐車場は、4月の月末というのに、大きな風の音をたてて、真冬の
ような冷たい風が西から東に吹き抜けていたのです。
南古都団地町内会長のE3さんは、
「 おぃ、そうせい、えかろうが。」 とみなさんの前でお話しし、
みなさん、ポケットに手をいれて、凍えながら南古都団地町内会長のE3達のお話しを聞いて
いたのを記憶しています。
【 次回に続く。】 【 転載コピー自由です。】