母の誕生日に外出するにあたり、事前に施設に連絡して、当日の服装を季節に合ったものにしてもらうことと(夏でもカシミヤのセーターとフリースを着てたりする)室内靴から外履に履き替えさせるようにお願いした。

(コロナ禍のため部屋に私が入室できない為)


その後、母にも「明日だよ。」と電話した。


そこからはぐるぐる地獄不安

おばあちゃん「明日?何時?」

お母さん「10時50分には出たいな。」

おばあちゃん「10時50分に事務所に行けばいいの?」

お母さん「スタッフの誰かが迎えに来てくれるから、待ってればいいよ。」

おばあちゃん「部屋にじっとしていればいいのね?」

お母さん「部屋にいなくても大丈夫だよ。どこにいても迎えに来てくれるから。」

おばあちゃん「そして〇〇(苗字)です、って言えばいいの?」

お母さん「そこの1階に私が迎えに行くから、お店まで一緒に行くよ?」

おばあちゃん「あら、良かったわ。じゃ、1階に降りればいいのね?」

お母さん「誰かが迎えに来てくれるから、それまで自由にしてればいいよ。」

おばあちゃん「じゃ、部屋にじっとしていればいいのね?」

お母さん「どこにいても大丈夫だよチーン

おばあちゃん「そうなのね。で、何時?」

→はじめに戻る笑い泣き


そこから途中、時間を12時だっけ?とかあなたが部屋に来てくれるのね?など微妙な間違いを含め同じ話を7、8回繰り返し、どうしても不安な母はメモすると言い出した。


おばあちゃん「10:50にだー、れーかーが、むーかーえーにきーてーくーれーる。書けたわ。えーと、10時50分に、何かしら、これ?亀?亀がって書いてある…。」

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

お母さん「かめじゃなくて、だれかが。」

おばあちゃん「あ、そうね。10時50分に、えーとえーと、かめ?…」

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

これも5回は間違いなく繰り返し、最終どう間違ったのかよくわからない"かめ"という文字を消すように言った不安


適当に返事することも考えたのだけど、そこだけまた覚えていて勝手に行動されるのも怖いので、一応全て訂正しながら、不必要な情報(時間など)は忘れていいよ、何も心配いらないよとひたすら言い続けた。


面白いくらいに自分で不安を生み出すシステムが出来上がっていて、そのさまは本当に沼。


心配だから確認する→確認内容を忘れる、または間違える→余計に心配になる。

エンドレスな繰り返し不安


おばあちゃん「明日?明日なんて急ね!」

とも言われ、3月初めから本人に何が食べたいか聞いたり、何週間後だよ、何日後だよ。その日はあなたの誕生日だよ。と言い続け、なんなら2日前にも電話で話し、当日びっくりしないようにと前日にも電話したのだけど、結果、電話しない方が良かったのかも…悲しい



ああ、疲れたネガティブ

覚えてられないかもとわかっているし、それで良いと思っているんだから、寧ろ事前に伝えない方が良いのかもね。


でも母も自分でわかっていて

おばあちゃん「こんな私でごめんね。バカになっちゃって。あなたがお母さんみたいね。」

とか言うんだよね悲しい悲しい悲しい


びっくりしないようにと思って連絡したんだけど、抜け出せない不安の沼を提供してしまったような気もして難しさを感じています笑い泣き