年末年始の診療日のお知らせです。
お休み期間中のペットホテルは受けつけていますので
ご予定の方はお早めにご連絡・ご予約ください。
昨日、盛岡や岩手県の熊被害の現状と対策についての
お話を聞く機会がありました。
印象的だったのが
「野生動物との共生は、決して仲良しこよしで暮らすことではない。
人間と野生動物は絶えず 押しつ押されつのせめぎあいをしているのだ。」
「現状は野生動物がどんどん人との境界を踏み越えて こちらの世界に入ってきている状態で
我々人間は押されている、なんなら押し負けている」
「真の共生を目指すのであれば こちらの生活に実害が及ばない程度まで
彼らを山に、本来の生活圏まで押し返してやらなければならない、ということ」
その為の様々な対策、方策は、遅まきながらもようやく始まった状態で
実害が生じた場合には断固たる処置はもちろん必要ですが
でも決して 邪魔な野生動物など一網打尽に 根絶やしにしてしまえ ではなく
人間との確固とした境界線を作って 彼らは彼らの生活をしてもらうというところに向けて
いろんな人が努力しています。
我々一般市民も 熊を街に誘い出してしまうような 人間の食べ物の匂いを拡げないようにしたり
熊が身をひそめられるような薮を伐採したり 柿などの実を取り去ってしまうなど
やれることはたくさんあります。
誰もが この問題の当事者です。
その場に集まったのは獣医たち。 獣医たるもの やはり動物は愛しい。熊も愛しい。
でも 被害にあわれた人たちも本当にお気の毒だし これ以上の被害を出さないように
断固とした態度は絶対に必要。
でも熊たちも必死。生きていくために。
色々な感情が出てきて ちょっと涙が出てしまいました。
食べるものが無くなれば 熊は冬眠をするとのこと。
どうか熊たちにも 私たちにも 穏やかな冬が訪れますように。
