ある漫画家が新人漫画家に言いました。

「新人漫画家に一番必要ないものは?」

「〇〇〇〇」、「△△△△」、「□□□□」。。。。。

「答えはプライド。今すぐ捨てて下さい」

なんとストレートな物言いでしょう。

感心しました。

 

つまり、新人漫画家がこれからやっていく上で、余計なプライドが仕事をやりにくくするということなんだと思います。

特に何か新人賞を取ったくらいの人は、胸に秘めた相応の自信や自負はあるでしょう。

でも、それが邪魔するというのです。。。。。

 

新人あるある。

 

担当編集者の言うことに素直になれない、読者の反応を素直に認められない。。。。。

自分の考えは正しい、編集者の判断は間違っている、読者は自分の作品の良さが分からない。。。。。。

言いたいことは分かりますが。。。。

 

漫画は読まれてなんぼです。

編集者も仕事でやっているんです。

あなたの作品の弱点はすぐに気づきます。

そして、それを指摘するのも仕事。。。。

別にあなたが憎くてやってるんじゃない。。。。

 

新人漫画家が、ひとたび他人の意見に耳を貸したら、負け?

自分の作品に他人のアイデアを入れたら、もう自分の作品じゃない?

自分の作品をアシスタントが手伝ったら、純粋に自分の作品じゃなくなる?

そんなことないんじゃないですか?

耳に痛くても、良い意見はいただけば良いのです。

締め切りに間に合わせるために人の力を借りるのは合理的です。

 

自分で世間を狭くしてどうする?

 

長い期間活躍したかったら、出来るだけ他人を利用した方が得策です。

せっかくの好意を無にすることはないです。

意見を言ってもらいたくても、言ってもらえなくなる時は来ます。。。。(まじ)

意見を言ってもらえるうちは、期待されているからだと思いましょう。(ほんと)

 

自分のチカラだけでやっていけるのは素晴らしいことだと思います。

が、それまでの蓄積を吐き出した後は、たいていすっからかんになるのです。

インプットしようにも時間がない、取材しようにも伝手がない。。。。。

なんてことになるのです。

二十歳前後の若いうちの経験・蓄積なんて知れたものです。

漫画家になったらずうっと勉強していかなくちゃならんのです。

流行ってる映画やテレビも見る。演劇も見に行く。

小説も読む。取材もする。インタビューも受ける。

講演も引き受ける。。。。。

他の仕事も同じですが。。。。

 

自分の持っているわずかばかりのものを守ることに汲々として失敗しても、気にすることはありません。

むしろ、そこからがスタート。

あたらしく学んでいけばOK。

他人の意見も少しは聞きましょう。

それが、大人ってもんです。