【モーツァルトの結婚について】

コロレド司教の命を受け、ウィーンへ赴いたモーツァルトは、現地で以前から確執を抱えていたコロレド司教とついに衝突し、主従関係は決裂してしまいます。
そしてザルツブルクへは帰郷せず、そのままウィーンのウェーバー家にお世話になることになりました
そしてかつての片思いの相手、ソプラノ歌手のアロイジアに再会します。
しかしそこにアロイジアの母の後ろだてがあり、アロイジアの妹、コンスタンツェと恋仲となって、将来の契りを結ぶことになります。
結果、かつて戯れの仲であった従妹のベーズレ(アンナ・マリア・モーツァルト)とは当然近親結婚には至らなかった、ということで、一件落着、めでたしめでたしとなりました。(津田)
 
 肖像画: 左から アロイジア / コンスタンツェ / ベーズレ
 
合唱練習中、津田先生がたまに思いがけない脱線事故を起こされますが、作曲家や楽曲が作られた当時のエピソードなど、いろいろ興味深いお話が聞けることはとても貴重なこと。
遠い存在である偉大な作曲家に人間として親近感が湧き、そして遥か昔につくられた音楽が生き生きと私たちの身近に感じられる気がします。
しばらく練習日の間隔があきますが、皆さまお気をつけてお元気に自主練習に励んでください。
また次の練習をお楽しみに!! (HP担当)
 
ザルツブルグ