合気 !? | 「飛び出せ いろは」の愉快な仲間たち

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講演会や勉強会、会員の集まりなどなど、気ままなページです。

 持って生まれた何かがあるのか、私は天変地異や事件?に遭遇し易いタイプなのだと思います。

 父に抱かれるサイズだった頃は、父の首に私の腕を回しながら抱かれ、雷や火事を見ていた記憶があります。

東北地方への修学旅行の時にも大地震があり、十和田湖では遊覧船のガイドさんが、「昨日迄、ここにロウソク岩があったのですが、昨日の地震で無くなりました…。」とか。国内外を問わず初めて行く土地では程度の違いはあるのですが、大雨・雷・雹の洗礼を受けます。雪に関しては初めて云々の縛りは無い様で、山に入れば取り敢えず雪のち晴れで、5月でも新雪でスキーが出来るので重宝がられています(笑)。

 

 事件?にも遭遇します。学生時代、内ゲバ殺人を目撃した時には自宅にも警察の方がいらしたそうで、お昼時だったので母がお寿司をお出ししたとか…。(今ではあり得ないですね。笑)他にも3回別々の件で、裁判所で証言したことがあります。

 道で倒れている方にも度々遭遇。救急車を呼んだりしていると、近所に住んでいらしたお相撲の元田子の浦親方?に「ニトロいりますか?」とか声を掛けて頂いたり、知らない方の救出の際に一緒に救急車に乗るように頼まれたり等など。

 

 で、今年です。(まだ数日しか経っていませんが)

4日のお昼頃、助手席に乗って車で自宅に戻る時、「どなたか倒れてる! 止めて!」と車を飛び降りると近所のおじいさん。脳に異常はないので(こう言う時、体内が見えるのは便利です)おじいさんに頼まれ、立たせる事に。でも、立ったものの歩くには心許無い感じ。「車に乗ってください」と提案しても「大丈夫、大丈夫」とヨタヨタ歩き始めましたが・・、案の定停めていた我が家の車にぶつかりながら尻餅。

車で送る事を説得しても「大丈夫、大丈夫、歩けるから」の繰り返し。

困った結果、離れて様子を見守る事にしました。

植木に水遣りしている風をよそおい乍ら、家の門から出たり入ったりしていると我が家の前を通り過ぎて下さったので、あと少し、やれやれ。

と、安心も束の間、今度はこれ迄にない音が !!

慌てて走って行くと、今度は頭から血が出ています。たまたま掃除をしていた方に乾いたタオルやテッシュをお願いして、頭を打っているのでそのまま動かない様に言うのですが、「立たせてくれ」と言い張ります…。おじいさんの足はあぐら状態で、立てるように足を伸ばそうにも、一人で背中から支えているので、私も動けないし…。

 

『そうだ!氣だ !!』

『かんながらたまちはえませ(惟神霊幸倍坐世)!!』

心で唱えながら立つのを支えると、すくっと立ってくれました。

幸い一瞬の間は血も止まってくれそうなので、駆け付けて下さった男性達に後を任せて自宅に戻りました。

 

古神道の祝詞の力に、改めて感動です❤ EMI