ご訪問いただき、ありがとうございます。
この友達とどういうご縁で
ここに至ったかは
また追々
その時が来たらお話しするとして
とにもかくにも
初めて我が家にご招待。
ご主人様とは、本当の「はじめまして」
会話のほぼ9割がフランス語でしたが
こんなに穏やかで
優しい空気に包まれるなんて、、、
私には弟が2人いますが
姉も妹もいません。
でも、もし、私に姉がいて
こんな人だったら
どんなに幸せだろう
そう思わせてくれるような
友達です。
フランス人のご主人は
多くを語る人ではなくて
どちらかというと無口な方と
聞いていましたが
微笑むだけで
お人柄が滲み出る
妻である友達を
優しく包み込むような空気感
ただ、仕事面では
夫と同じように
なかなかプライベートの
境目を作るのが難しいくらい
多忙な日々をお送りのようで、、、。
いつもはお客様のグラスに
ワインやお水を注いでくれたり
足りないものに
私より先に気が付いて
手を差しのべてくれたり
そんな役に徹しがちな夫が
今回は珍しく
その手を休めて
2人との会話を楽しんでいました。
私にとって最高の光景です。
そんなお2人を迎えるにあたって
メニューを考えました。
予め知っていたのは
①友達がお肉系をあまり好んで食べないこと。
②ご主人様は、(和食も含め)何でもOk。
和洋折衷でヘルシーに
前菜もメインもシーフードでまとめます！
そして、季節を大切にしたもの。
フランス人のお客様の時は
どんなに得意料理であっても
どんなに冷凍物が手に入っても
季節を無視したお料理はタブーです。
例えば、冬にアスパラムースなんかを
お出ししたら、おもてなしは
台無しになります。
一番喜ばれるのは
フランス国内の旬の素材！
これが整えば
切ってお出しするだけでも
悦ばれます。
「僕たちのことを
理解してくれてありがとう。」
という心の声が聞こえてくるはずです。
さあ、宴の始りです❣️
旬と言えば
滅多にお目にかかることがない
12月のお野菜。
セルフィーユの根っこです。
甘くてさつまいものような食感。
小人の帽子の様な愛らしいヴィジュアルで
"可愛い〜〜
"の声が上がります
先日の食品サロンで購入した
イチヂク♡フォアグラをアミューズの主役に。
いつもフォアグラに添えるトーストには
トリュフのハチミツを落とします。
シャキシャキしたみずみずしい
ラディシュにタラマ(ワサビ入り)と
イクラをのせて。
アミューズは
生ハムかパテかシーフード・リエット系があると
大抵は大喜びのスタートとなります。
このタラマもクリスマス🎄にしか
手に入らない先日のサロンからのものです！
こうして、全て手作りでなくても
素材と、地域性と、プロの技も
要所要所でお借りします
それが楽しい話題に繋がりますしね❣️
初めましての
儀式
が終わったところで
テーブルに移動。。。
写真を忘れました
先ずは、鯛の骨と真昆布の
潮汁をカップでお通し。
↓こんなイメージ。
フランス人の方には、スープ系は
お食事の最初の方にお出しするのが
違和感のない流れになります。
(日本ではご飯ものと一緒となると
後半ですよね。)
次に黄色い🟡蕪と大根の煮物に
同じくメルランの肝の煮物を載せ、
葛切り餡掛け、柚子を香りに。
友達を喜ばせるため
シーフードのオンパレードです❣️
お寿司は🍣2人ずつのお皿に盛って
遠慮なく手を伸ばせるように。
シャリも切り身も
段取りをしておいて
お出しする時は
パッパッパと
上にネタを載せるだけ！
甘辛ダレをのせて炙ったサーモンもね
これは本当にフランス人に大人気です
メインはお得意のラングスティーン。
今回のお料理で一番手が掛かっているのが、
こちら↓
前の晩に仕込んであります。
生クリームを当日に混ぜて味を調整しました。
ソース・アーモリケーヌです。
コルドンブルーのレシピを教わりました。
マッシュポテト、ほうれん草の上に餃子の皮を
茹でたものを一枚のせ舞台ができたら
ラングスティーンのコニャック炙りをのせ
ソースで出来上がり
最後はチーズ🧀です。
甘いものはお土産にお包みして
チーズでゆったりと
最後まで楽しみました。
こうして心に刻んでいく
楽しいクリスマス🎄の思い出です。
2023年。
今年は自分の人生を振り返る上でも
とても感慨深い1年となりました。
私なりの特別な年末メニューで
友と一緒に今年を
見送ります。。。
そうそう！
イタリア人の友達、アンドレアから
大晦日にベローナに来ないかい？！
と誘いがありました。
先日来てくれた、クリスティーナ家族や
他の友達も集まって年越しをするんだって❣️
ほんとにほんとに行きたいけれど
夫が仕事でパリから出られそうになくて
ざんねん、、、😢
次のチャンスを狙います！
今日も最後までお付き合いくださり
ありがとうございました😭
皆さまもどうかお身体大切に
素晴らしい年の瀬をお迎えください。
ボンアプレミディー
最後にパリ情報の応援クリックを
宜しくお願いいたします*\(^o^)/*
