当時のスペック

自分 31歳ー自営業2年目

元カノ 27歳ー小学校の教師

犬猫里親探しのボランティアで初めてあって、

何度か打ち上げの席で隣りになって親しくなり付き合い始めた。

 

 

付き合い始めて1年過ぎた頃に、彼女から結婚について考えてるか訊かれて、

真剣に好きなこと、貯金が現在無い事、仕事が上手く行き始めてるので

2年貰えれば式を挙げることができると帳簿を見せながら伝えたら、

大きな式を挙げたいとは思わないから費用は私が出すと満面の笑みで言われた。

 

 

式の表は男が出すイメージがあったから何度も時間が欲しいって行ったんだけど、

これから頑張って働いてくれるんだし、あなたの彼女で嬉しいけど、

あなたの奥さんになれたらもっと嬉しいって言われて押し切られた。

自分の親と彼女の顔見せは済んでたから、

彼女の家族、両親と兄貴に結婚前提の挨拶に行ったんだ。

 

現状貯金なし、自営業4年目だから反対されるかと思ったんだが、

暖く迎えてもらえた。

親御さんは男っ気無いのを心配していたし、

兄貴さんは結婚を口にしたとき泣いてた。

 

 

それから直ぐに同棲を始めた。

新しい生活や、結婚の準備に追われて忙しかったけどこの時は幸せだった。

幼馴染や、友達、仕事やボランティア仲間の善意の協力で

俺の貯金だけでも形になる式を挙げることができるようになった。

たくさんの人に支えられ、これから一緒に頑張っていくって言ってくれた

彼女や周りの人達を大切にしたいと本当に思っていた。

 

ある日に仕事で朝家を出たんだけど、お客様の都合で作業がキャンセルになり、

依頼主元の不動産屋と再打ち合わせを終了して、

予定外に時間空いたからデートするときによく行く

お店のケーキ買って昼前に家に帰ったんだ。

 

 

ドア開けたら男物の靴があった。

だけど、この時は浮気なんて全く思い浮かばなかった。

リビングに誰もいなかった。

 

泣くような声が聞こえて、

行かなきゃいいのに声が聞こえる寝室まで行ってドアを開けたら、

男の下で汗かいて紅潮してる彼女と目があった。

 

彼女の「あっ」って声で上の男も自分を見たんだ。

 

 

 

男は彼女の兄貴だったよ。

 

 

ハダカでつながってる兄妹見て声が出なかった。

頭の中でえ・え・え・え・って何度も繰り返してた気がする。

 

しばらく3人とも固まってたと思うけど、

最初に口を開いたのは彼女の兄貴だった。

 

 

「お前が妹と付き合わなきゃ俺たちずっといっしょにいられたのに」

って言われた。

 

つづく