2011年3月11日
東京電力福島第一原発大事故
地球温暖化は、更に進む!
止まらない!
省略
希望の星は、黒ゴジラ恐竜皇帝ティラミスか?それともーーー?

2011年3月21日の午後7時前
千葉県最南端の東京湾と太平洋を臨む町、海辺の美しい町、館山市内にて。
語り手のこけるさんは、今、「ケーズデンキ」店の1階にいる。こけるさんは、メイさんと黒ゴジラと共に、缶コーヒーを飲みながら、一服中。メイさんは、閃いた!
こけるさんと黒ゴジラは、長椅子に座って、メイさん先生の授業を聞いている。テーマは、日本のエネルギー政策の批判と新政策である!
メイさん先生は、立って、冷静に、かつ、科学的に、かつ、具体的に、かつ、熱を帯びて、二人に語りかけている。

長編小説B9前回の続き

「ただし、
こけるさん、問題点、克服すべき課題点も、多々あります。
自然再生可能エネルギー、つまり、
太陽の熱と光による太陽発電や洋上、陸上風力発電や小規模、中小水力発電や動植物に由来する資源、バイオマス発電または廃棄物発電や地熱発電などが、日本の電気エネルギー産出供給量において、中核を占める。その夢と言うか、理想と言うか、その目標実現を妨げる、大きな大きな障害が、あります。

地域独占電力会社、つまり、東京電力、関西電力、中部電力、九州電力、東北電力、中国電力、北陸電力、四国電力、北海道電力が、発電と、特に、送電線を所有保持管理、すなわち、支配している。
そこが、大問題なのです。
例えば、
土地のオーナーさんが、耕作放棄地や今回の津波による大被害で、塩害で、空き地となってしまった土地に、ソーラーパネルを設置して、発電して、その電力を売って、お金を稼ぎたい。
そう思っても、
その場合、彼らは、地域の独占電力会社の送電線を利用しなければなりません。お借りしなければなりません。その利用料金、託送(たくそう)料金が、非常に高いのです。
自然再生可能エネルギーに未来を託しておられる発電事業者は、原発事故以前から、こう主張されております。

日本は、地域独占電力会社を解体して、発電と送電を分離すべし!!
送電線は、道路と同様で、公共財です!!と。

日本政府は、沖縄県のエネルギー政策を見習うべきです。
沖縄県は、原子力発電所を持ちません!
沖縄県は、県独自の電力会社、沖縄電力会社を運営しています。
私は、こう主張します。
日本政府は、地域独占的電力会社を解体して、都、府、道、県単位の電力会社を新たに作るべきです。
北海道は、北海道第一電力会社と第二電力会社に再編成する。
二社は、北海道の自然を利用して、風力発電を、もっともっと盛んにできますよ。企業や人々が、都会の高い電気代を嫌って、地方の安い電気代を求めて、地方へ移動するでしょう。
こけるさん、
私は、まだまだ、日本のエネルギー政策や電気エネルギーの発電送電配電事情に関しては、素人です。
例えば、
東日本の発電機の周波数は、50ヘルツで、西日本のそれは、60ヘルツなのです。この、明治以降の大問題を、どう克服すべきなのか?

ソーラーパネルの設置場所は、どこが、適切か?
ソーラーパネルと周囲の景観との調和も、問題です。
太陽光発電の発火事故、故障修理やメンテナンスと廃棄は、誰によって、誰の負担で、為されるべきか?

風力発電の低周波が、その設置場所により、地域住民に、軍事施設に害を与えるかも?

蓄電技術と蓄電容量が、どのくらい進歩しているのか?

こけるさん、
日本政府のエネルギー政策が、原発事故以降も、このままで、大きな変革が、為されないならば、
電気代は、原発事故による賠償と廃炉費用と放射性廃棄物の再処理、管理費と石油や天然ガスの高騰と円安などで、上がる一方でしょうね。
日本の電力料金の高さは、今でも、世界でも、かなり高いのに、今後、
電気代は、世界のトップクラスの高さになるでしょうね。
こけるさん、
私は、もっともっと、学んで、私なりの(日本のエネルギー政策)を今年中に、再度、提案したい!!!」

ブラボー ブラボー
スタンディングオベーション
わしは、立ち上がって、拍手を贈った。
18歳以上の日本人の過半数が、立ち上がって、拍手を送るだろう。
わしは、そう、信じておるぞ!!!
終わり
いいね!ありがとうございます。
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ラジオ深夜便の洋楽と日本の歌を聞きながら、小説を入力しています。
音楽を聴きながらの入力は、軽快に進みます!皆さんは、就眠中かな?
私は、完全な夜型ですね。








長編小説B9近未来の人類は、やばい!ぞ!