2話{パワースーツ}13:そこまでだ! | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「パイキング様のためなぁらベロベェ~ロ」
ベロを回す怪人

『キャア~‼』

『あっ!泥棒よ。』

通行人の背後から舌を伸ばしショルダーバッグをひったくる怪人。

怪人の周りにバッグが集まる。

「やめるんだ、怪人!」
叫び声

「なに?誰だっ!」
怪人

《ブロォォォン
       キュ、ズザァァァ》

怪人の前に水陸両用バスがドリフトして止まった。

「危なっ!」 怪人

バスから降りる5人。

カラフルなパワースーツに変身している。


「そこまでだ。
  ナス怪人! 俺達が相手だ。」
明石

「なんだなんだ?
  ご当地ヒーローか?」 怪人

「センガタンと一緒にするな。
   よい子のみんな、《センガタン》を検索。」
黄貝

「あのー、はじめましてなんで、自己紹介していいですか?」
黒久

「どうぞ。待ってますよ。
   ヒーロー紹介中に待つのは怪人界のお約束。」
アグラをかく怪人


「じゃ、みんな。
  せーの でキメポーズだ。」
小声の明石

「あれ、右手からだっけ?」
白井

「左手じゃなかった?」
黒久

「もぅ、バスで合わせたばっかじゃん」
桃香


「もう一度練習すれば?
ここでいっぷくしてるから」
怪人




「す、すんません」
バスの裏に行く5人。