足の裏 と 丹田 | そら、空 HARI MAN

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昨夜のオンライン、年内のハリマンヨガ納めの日でした。

年末年始は旅行や帰省もあり、年明けの開始もハリマン連続講座を除き1月中旬ということで約一月のお休みとなります。

ですので、昨夜のハリマンヨガはその一月の間に意識して過ごしていただけるよう「足の裏」と「丹田」にフォーカスしました。

 

足の裏は大切です。

足の裏の感覚を意識するだけで、足が地とつながります。

今の世の中、消費の仕組みや、情報によるコントロールが巧妙に進み、無自覚でいると地から足を離されてしまいます。

地から足を浮かされ宙吊り状態にされたら、個のいのちはコントロールされ放題になります。

足の裏に意識を向けて、足の裏の感覚を大切にしましょう。頭に上っていた氣が下に下がり、落ち、着いて、地に足がついて生活できますから。

足の甲や裏の骨・腱・筋肉を剥がし、ゆっくりゆっくりと歩いて足裏の感覚に意識を向けます。

左右の足の裏に交互に静かに体重を移し替え、一つ一つ味わいます。

足の裏はのっぺらぼうのような一つの平面ではありません。硬いところ柔らかいところ、凸凹、体重がかかるところかからないところ…とても豊かな表情を持っています。

足の裏が本来のやわらかさ豊かさを取り戻すと、腰の緊張もほどけてきます。

すると、呼吸も深くなるのです。

足の裏がリラックスしていると、歩くときも立っているときも、地面と地球と仲良くなれます。

足の裏にも、時には安心安身、安らぎくつろいでもらいましょう。

週に一回は「安足日(笑)」「安足美」を設け、ふれてあげましょう。



丹田。丹田意識。

丹田は、個の宇宙と無限宇宙の同心円の中心の点です。

ここから意識がズレていると、自然やいのち、宇宙の摂理・法則とズレます。

ズレているとなんだもかんでも個の力(自我力、我力とでも言いましょうか)で頑張ってやらなきゃいけません。

丹田に意識がポンっと置かれていると、天然宇宙の摂理・法則が力(はたら)きます。のびやかで、かるく、楽です。

腕をゆっくりと上げるとき、丹田から始動します。腕を下ろすときも。そしてその動きが丹田に収まります。

丹田から始動し、その動きは丹田に還る。丹田に始まり、丹田に帰納する。

すると、宇宙からズレません。

もちろん私は達人ではありませんから、ズレまくりですが(笑)丹田を意識はしています。

私の場合は数年前「風呂掃除のときは、丹田からブラシを使う」と決めました。

すると、どんどん丹田意守風呂掃除から派生していき、試しに腕を上がるとき、人差指を伸ばすとき、起き上がるとき・・・と。

ちょっとでもいいから、日常でこの動きをやる時は丹田からやると決めてやると、次第に「あ。今、丹田から始動してない」ってことに気づき始めます。

丹田から(丹田で)腕を伸ばす、丹田から小指を曲げる、丹田からバケツを持ち上げる、引き出しを開ける、引き出しを締める、声を出す、自分のからだにふれる、相手にふれる、丹田で聴く、丹田で家族に声をかける、家族を見る、人を見る・・・丹田から始まり、丹田で支え、丹田で感じ、丹田で聞き。

丹田が主であり「頭」が従になり始めると、いろんなことが変わり始めます。奥行きが広がります。深まります。落ち着きます。呼吸が深くなります。

「頭」だけの世界にいると、思考はくるくるぐるぐる同じ次元(地平・平面)を巡り、「変わった」と一時は思えても、結局は同じループをつづけていたりします。

丹田に「意識」が置かれているとき、すべてと和しています。

ヨガの生徒さん達には冬休みの宿題として、「一日に3回一回10秒でもいいですから足の裏の感覚を大切にゆっくり歩いてください」、「一日3回、10秒でいいから丹田を意識してください」と伝えました。

「足の裏」や「肚」を大切にしていると、いのちのここちが甦ってきます。

いのちの力(はたらき)が目醒めはじめます。

 

 







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