Winter meetings (2)

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翌日からは我々の米国のパートナーであるStats社も加わってMLBと積極的にミーティングの機会を持った。

彼らが必要とするデータ、分析の手法、現状の分析オペレーション、日本選手獲得までのプロセス、情報に関する考え方、今後のチーム戦略…etc

3日間で16チームのキーパーソンとのミーティングは時に時間が重なり手分けして打合せをこなさなければならないほど多忙を極めたが、非常に有意義だった。

とにかくどこのチームも例外なくデータの重要性についてかなり言及していた。

例えばCubs30年のスカウト歴を誇るかなり年配のスペシャリストでさえ、最新のテクノロジーの優位性とデータ分析を既に自分の武器として身に付けていた。選手編成にセイバーメトリクスを活用しているチームもいくつか見受けられた。

こういった会話は我々データを扱う会社だから出てきた話では無いように思う。おそらく普通に選手のトレードやその他の話をしていても頻繁に出てくる話なのだと思う。

その証拠に日本から来ていた球団幹部がこの分野での日米の差について非常に危機感を感じておられたのが印象的だった。

このミーティングの成果はアリゾナやフロリダで行われるスプリングキャンプの頃に表れるようにと思っている。

我々は、日本ではスポーツデータという比較的とがった部分のビジネスを行っていると思われがちだが、こちらではスポーツをデータ化するという考え方はごく普通で、時にはややビハインドしていることさえあった事に気付かされたももう一つの成果だった。

MLB全ての球団のGM、多くの著名な監督、やり手の代理人、この世界の中心人物が一堂に会され、色々な方向性が示されていたウィンターミーティング。

またこの機会を活用して様々なビジネスの関係者が数千人規模で集まってくるMLBを中心とした野球産業。底知れない大きさと深さを実感した。

何時の日か日本のどこかでこういう世界を目の当たりにする日が来るのだろうか。