元航空自衛隊幕僚長の田母神俊雄氏が都知事選挙に立候補しています。これが二度目でしょうか。前回は60万票を獲得したと思います。

田母神氏は、戦後保守ではなく、伝統保守の立場から都政の刷新を訴えています。また、保守の統合を訴えています。

保守層が団結しないと田母神候補に票が集まらないので、保守の結集を訴えざるを得ません。ですが、結集しようとすれば、どうしても脇が甘くなります。有象無象が入り込んできます。そこが難しいところです。

田母神氏は前回選挙において公職選挙法違反に問われ、裁判で刑が確定しています。そのため公民権停止期間が五年間あったわけです。この公職選挙法違反は、田母神氏の脇の甘さから来たものと思われます。陣営にスパイが入り込んでいたのでしょう。

戦後保守は、伝統保守をつぶしに来ます。チャンネル桜、月刊HANADA、月刊WILL、文化人放送局などは決して味方ではなく、むしろ敵です。

 

そして、左翼ももちろん敵です。

今回の主要候補の中ではもっともまともな候補だとわたしは思います。しかし、当選は難しいようです。