江戸の風習6-11
蛍狩りも有ります。夏の風物詩の最大のもので、至る所に蛍沢という名の地名があった。谷中の宗林寺、落合の姿見の橋、飛鳥山、隅田川堤、江戸川周辺が名所であった。 日暮里 日暮の里と云われ、1日いても飽きないと云われました。特に谷中の蛍は他より優れていると云い、日暮になると竿の先に、竹の葉や紙袋、団扇を結いつけて蛍を掴まえたという。「草の葉を 落ちるより飛 ほたる哉」芭蕉 蛍取り垢離場が右側の両国東広小路の下に書かれてる場所が決められていた。20日頃になると、両国橋の東詰の回向院前の水垢離場で「懺悔懺悔6根清浄、おしめにはつだい、金剛童子,大山大聖不動明王 石尊大権現大天狗 小天狗」」と唱えている男達を見かける。大山参りを前にしての身を清める千垢離です。 千垢離参詣前の17日間大川で水垢離を取る大山詣での参拝者である。水垢離を終えた人たちは講中を作り、先達以下白装束に身を固め、 納め太刀をもって江戸を立つ。「屋根舟の うた千垢離に つぶされる」隅田川で舟を浮かべても。折角の三味線・歌が懺悔の声でつぶされる。江戸の庶民の楽しみで参詣が済むと真っ直ぐ家に帰らないで相模川を越えると江の島に行ったり、身を清めに?遊郭へ直行が多くみられた。