ダイアモンドの選び方!
皆さん こんばんは!
今日は 「(天然)ダイアモンドは工場から生まれる工業製品ではないので 特にご自分でお探しの方は
冒険してはダメですよ」 というお話です
インクルージョンとブレミッシュには以下のような種類があります
INTERNAL CHARACTERISTICS がインクルージョン EXTERNAL CHARACTERISTICS がブレミッシュです
何もないのが理想で何も無ければそれは”FLAWLESS"です
ただ”FLAWLESS”の定義ではフェースアップで見えない目立たない”エクストラファセット”
或いはガードル内にあってガードルの外周を崩していない”ナチュラル”
↓この”ナチュラル”ではダメでもっと目立たないものでないと”FLAWLESS”の資格はありません
そしてほとんど目立たず色が付いてなくて透明感に影響を及ぼしていない”インターナルグレイン”の三つは
”FLAWLESS"の資格ありと認められています
これは↓色が付いていて透明感にも影響を及ぼす”激しいインターナルグレイン”でルーペで見ると
とても悪い印象を受けます
上記のインクルージョンの種類の中で赤い✖は 存在すれば自動的に選ばない方が良いです
後無印のインクルージョンはその大きさと量でクラリティグレードVVS・VS・SI・Iで評価されます
VSです↑
SIです↑
Iクラス↑というように
私が問題にしたいのは 激しくあってとても印象が悪いのですが 評価がそんなに悪くないものです
”インテンディッド・ナチュラル”は実際的にはクラリティグレードであまり落とされないですが
記載されているので避けるのは簡単です
”インターナルグレイン”は 上で述べたように殆ど目立たなかったら”FLAWLESS”にも
なり得ますが 目立つものはとても嫌なものです
そして激しい”サーフェスグレイン”も同じように印象はとても悪いのに評価として落とされません
このようにグレードの評価としては悪くなくても ルーペで見てとても印象の悪いダイアは
プロは安くても買いません
だから目玉商品的にネット上に登場するのです
一見とても安いので「わ~安い!」と心が動かされるユーザーが一定数いらっしゃいます
「運命のダイアに巡り会えた!」と良いように思ってしまって
でも本当にそんなに甘くないのですよ
良いダイアが安くあればネットに登場する前に業者が買ってしまいます
ネット販売業者は値打ちのあるダイアを選んでネットに上げているわけではなく
ユーザーに安く思わせたいダイアを供給業者に要求するので 供給業者にとっては
格好の相手なのです
彼らは喜んでいます 業者に売れないような醜いダイアもネットでユーザーには売れるからです
私は「メチャしたらあかん!」と言うのですが 彼らは「買う者の責任」という考え方です
私がそういったダイアを見るにつけ 「こんなん一般の人では判断出来ないので値段が安かったら
買う人がいるだろうな」と思うことがあります
時々そういうダイアに気持ちが大きく傾いている方から相談を受けると
心から「あ~あ あかんのになぁ~」ととても複雑な気持ちになります
アンレーおじさん