それもブームで復活?
最近、ケミカルウォッシュジーンズ、
また流行っているんですって?
本当に?
あれはぼくが中学生のころに流行して、
みんなはいていた記憶があるんですけど、
いま思い出すと小っ恥ずかしい。
なんかちょっとボンタンっぽくって、
足首がキュってしまっていましたよね?
昭和レトロブームとはいえ、
ケミカルジーンズまでとはねえ・・・。
クリームソーダも流行っていますよね?
最近は、肥満や健康に気をつけて、
オーガニックだとか、
グルテンフリーなんて言ってるのに、
緑や赤のシロップを入れたソーダですよ。
クリームソーダを楽しんでいる人の方が、
健康的に見えるのはぼくだけでしょうか?
なんていう話は置いといて。
スキルにレトロはないのかな?
仕事の場面に切り替えてみると、
仕事でレトロブームってなかなかないですね。
活版印刷などの一部では、
レトロブームは起こりましたけど、
それ以外ではなかなかないですよね。
とくに、仕事場で使う道具では、
レトロブームは起こらないんですよね。
知っていても役に立たないことばかりで、
若手社員にしたり顔で話したら最後、
老害認定されそうです。
たとえば、一般的な会社では、
ワープロの使い方は役に立たないですよね。
モヤモヤさまーずを観ていたら、
アシスタントの子が黒電話を前に、
どう使っていいのか混乱していました。
でも、家庭の固定電話すら消えつつある中で、
ダイヤル式の黒電話の使い方は今さらです。
そうやって観察すると、
ビジネススキルというものは、
レトロブーム、リバイバルとは無縁です。
時代の進歩に合わせて常に変化が求められる。
そんな、世知辛いものだと言えますね。
レトロだって時代に合わせる
世知辛い、
はさすがに大袈裟かもしれないですけど、
「昔は良かった。」
と言っているだけでは難しいですよね。
だって、
昭和から営業しているレトロ喫茶だって、
電子マネーに対応したお店が増えてますよ?
電子マネーに対応するのだって、
時代に合わせたビジネススキルと知識です。
会社員をしていたって、
この数年の新型コロナの影響もあって、
ZOOMを使ったオンライン会議や、
Slackなどを使うのが当たり前になりましたが、
その使い方もビジネスに必要なスキルです。
まあ、
ZOOMを飲み会に利用するばかりの人も
いるでしょうが、逆に考えれば、
ものすごい適応能力ですよね。
棚卸しは強み探しじゃない
とはいえ、45歳を超えると、
「新しいスキルを身につけるのはしんどい。」
と気が重く感じる人も多いと思うんですよ。
何せ、副業などの募集案件を見ると、
プログラムや動画編集、
SNSでのマーケティングなど、
流行りのスキルが求められるものが多いです。
でもね、
ミドルエイジが培ってきた経験は、
流行とは関係なく貴重なものが多いんです。
ただ、本人が気づいていないだけ。
だから、経験の棚卸し、
経験の整理をした方がいいんだけど、
ここで勘違いしてしまう人が多いんですよ。
経験の棚卸しは、強み探しではないんです。
これから使えそうな経験=自分の強み
と短略思考して必殺技ばかり探しているから、
成長が止まってしまうんですね。
それは、企業も同じことで、
「自社の強みはなんだ?」
と会議をしていても再成長は100%ないんです。
大切なのは、経験の棚卸しと整理で、
それを冷静に観察をするんです。
そして、
何と繋がるのか?
どこと繋げられるのか?
どこに新技術のテコを入れれば、
古いものでもまた活用できるようになるんだ?
という具合に、
まず、自分を活かせる方法はなんだろう?
と考えることが大切なんですよ。
新しいスキルを身に付けるのは余裕のある時でOK。
そこをわからないまま、
新しいスキルの勉強を始めたり、
転職や独立をすると、
本当に後悔することになるんです。
ビジネススキルにレトロブームはないけど、
棚卸しと整理することで再び輝くスキルはある!
いま、仕事で悩んでいる方は、
そこを意識してみてくださいね。
さあ、明日も一緒に機嫌よくいきましょう!