猛暑を覚悟して援農先の畑に出ました。ところが、朝から高曇りの空で、気温は正午までに32℃まで上がったものの、強い日差しが無い分かなり楽に作業が進められました。尤も蒸し暑さは相変わらずで、汗はたっぷりかきました。

 

先週木曜日にお付合いした中学生の職場体験は、翌日金曜日には更に気温が上がったので、昼前に中止にしたそうです。この猛暑で大型温室の屋根には全体を覆う銀色の遮熱シートが被されていました。農家にとっては予定外の大出費でしょう。

 

一方で、高温、高湿度の今の天気は露地の夏野菜の生育には最適なようで、ゴーヤ、インゲン、ナス、ピーマン、ズッキーニ等が鈴なりです。モロヘイヤの若い葉茎も叢生しています。今日は初採りのトウモロコシを頂いてきました。

 

残念なのは、収量は上がっているのに、この蒸し暑さで客足が遠のいていることです。11時を過ぎるとメッキリ人通りが少なくなります。野菜価格が下落しているので、買物はエアコンの効いたスーパーマーケットで全て済ますのでしょう。

 

例年であればこの現象は8月に入ってから起こるのに、梅雨の中休みが長く、猛暑が続いて、今年は3~4週間早くなっています。そろそろ援農も夏休みにしても良いかも知れません。