北西からの強風が吹き募る一日でした。土埃と花粉で地平が霞み、流石に今日はウォーキングに出る気にはなれず、4日連続の11千歩が途切れました。でも、明日は援農が有るし、土曜日は久しぶりの山歩きを予定しているので、ここらで一休みです。

 

一日家に籠っていても退屈しませんでした。選抜高校野球が始まったし、大相撲春場所は佳境を迎えています。八戸学院光星vs関東一高は延長タイブレークの熱戦でした。土俵では新鋭の尊富士や大の里が大旋風を巻き起こしています。

 

政治の動向にも関心を向けようと思いますが、何とも閉塞感に満ちた状況が続いていいて空しいです。そんな時に向井敏のエッセイ<晴れときどき嵐>、<昔も今も>等を読んでいると、戦後から今まで同じようなことが繰り返されているのが判ります。

 

戦後から20世紀末にかけての知識人の欺瞞的言動やスキャダルジャーナリズムの惨状を斬り捨てる切れ味が小気味良く感じられます。でも、現状を見るに、彼らの劣化はさらに進んでしまっているのだと思わざるを得ません。