子ども発達相談室「そらいろ」~札幌を拠点に発達障害・自閉症に関する相談や講座、あそびの教室を開催している相談室~

子ども発達相談室「そらいろ」~札幌を拠点に発達障害・自閉症に関する相談や講座、あそびの教室を開催している相談室~

札幌市の公立保育士として22年勤務した経験を活かし、乳幼児の子育て相談や発達相談をしています。発達障害や自閉症に関する知識と情報も提供しています。具体的な関わり方や遊び方を教える教室も行っています。


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遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
 
そらいろは、昨日からお仕事。
のため・ぺっぷさんの集まろ会からスタートでした。
http://www.notame.jp/information/salon/433.html
 
今回は「個性・特性・性格はどう違う?」という話。
 
「障害=個性」というのをよく目にしますが、私の中ではしっくりこなくて・・・。
本人やご家族が言うのは大丈夫なのですが。
 
個性って、良し悪しをつけるものではなく、むしろいい意味で使われることが多いと思うのですが、障害そのものが個性というわけではないと思うんです。
 
前向きになりたい、前向きになってもらいたい、という意図があって使っていることも十分わかります。
 
でも本人やご家族の大変さは、そんな簡単なものではない。
 
だから例えば
落ち着きないように見えるけど、人より行動力があるよ
とか
 
興味は限られるけど、じっくり集中して取り組みことができるよ
とか
 
興味があちこちにいってしまうけど、人より発想が豊かだよ
 
っていうふうに、本人もまわりも、障害から見られる行動特性が、強みとして認識されてはじめて「個性」として誇れるのではないかと思います。
 
そんなあれやこれやを、今月もう1回お話しします。
つたないですが、よかったらお越しください。
 
  
今年こそ、もうちょっとコラム書きたいと思ってます。


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おはようございます。
しばらく投稿せずにいましたが、そらいろは通常通り開けています。
 
相談支援にじのでの勤務は7月いっぱいで終了し、8月からは必要に応じたサポートのみ行っています。
 
児童発達支援・放課後等デイサービス のため・ぺっぷ様での保護者向け勉強会「集まろ会」は月2回開催しています。
 
放課後等デイサービス アミティエ様のスタッフ研修も継続中です。
 
個別相談は、しばらくお受けしていませんでしたが、ここ数日の地震で、お子さんが不安的になっていらっしゃるご家庭もあるかと思います。
 
今週はいろんな仕事がキャンセルになって、時間が取れそうなので、9/14(金)までメール相談のみ無料でお受けしたいと思います。
 
メールなので、状況を直接見ているわけではないため、十分な回答ができない場合もあるかと思いますが、よければご活用ください。
 
相談専用アドレス
sorairo.kodomo.2013@gmai.com

 

一日も早く、子どもたちが落ち着いて過ごせますように。

 


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新年度になり、新しい環境にも少し慣れてきた頃でしょうか。
 
しばらく更新が滞っておりましたが、一応お仕事はしています。笑
 
新年度も引き続き、アミティエ環状通東さまのスタッフ研修を担当しております。
 ・業務に関する事務の効率化
 ・必要な書式の見直し
 ・マニュアルの作成
 ・会議の持ち方や連携方法
 ・子どもや保護者との関わりの助言 等を行っています。
 
役所にいた頃は、保育現場は技術職だけど、施策を決めるのは事務職だったので、現場の意見を少しでも反映してもらえるよう保育(療育)内容の可視化はかなり勉強しました。
それが研修の機会を得たことで、随分役に立っているように思います。
 
そして来月から、1年振りにのため・ぺっぷさんの「集まろ会」に復帰します。
今年度は、発達障がいや自閉症の学びを深めてもらうことで、我が子以外の子どもへの理解にもつながるようにと、座学を増やしています。
 
私の話は、得た知識をそのまま伝えるというよりは、私自身が知識をかみ砕いた上で、今までたくさんの親子さんと関わってきた中で学ばせていただいたことをお話しするという感じです。
なので、よりわかりやすく、より日々の関わりのヒントになるようなものをお伝えできたらと思っています。
 
のため・ぺっぷ利用以外の方も参加できますので、よかったらお越しください。
 
それと未就園児を対象とした「親子deあ・そ・ぼ!」あそびの教室も引き続き行っています。
発達がゆっくりなお子さんの受け入れもしていますので、まずは体験にお越しください。
  親子deあ・そ・ぼ!

 

あとは個別相談もやっております。
ただ、自分の中で有料相談と無料相談の違いについて書きたい気持ちもあって・・・もう少し整理ができたら、このサイトに書く予定です。


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3月になりましたが、札幌は大雪ですね。
でも週末には気温が上がり、一気に融けるようです。
 
間が空いてしまいましたが、続きです。
~苦手なことは、無理してさせなくてもいいですか?③~
 
どうしてもできなかった時のこと。
 
「しない」という判断をしたならば、本人からの申し出がない限り、絶対に覆さないでください。
 
その判断に同意をした時点で、一緒にその判断に責任を負ったことを忘れないでください。
 
判断をした後に、いろいろ言い聞かせて判断を覆すように導いてしまうと、次に困った時に、自ら相談しようという気持ちになれないからです。
 
判断したことを、本人が決めたことで自分は納得していないと言ってしまうことも同じです。
 
自分の気持ちに寄り沿ってくれたとは思えなくなるでしょう。
 
誰にも相談できない。
どうせ話してもわかってもらえない。
そんな気持ちが、自分は愛されていないのかもという不安を生んでしまうように思います。
 
自分はみんなと同じことができない、というだけでも本人は十分傷ついているだろうし、自分はダメなんだと思ってしまいがちです。
 
なので、結果できなかったとしても、それまで頑張ったことや、しないという判断が辛かった気持ち、できなくても愛情は変わらないことや、次の機会に一緒に頑張ってみようということは伝えてあげてほしいと思います。
 
また、しないという判断に至るまでに関わってくれた人たちのことも言葉にできるといいと思います。
 
本人はきっと自分の気持ちで精一杯だと思うので、一緒に考えてくれた人や、助けてくれた人たちのことを伝えることで、自分は大切にされているということも理解してもらえると、次につながると思います。
 
無理をしないことは大前提。
でもそこから何を学ぶのかは「できる」「できない」の結果だけを見ていては、気がつきにくいものです。
 
関わる大人が視野を広げて、俯瞰して状況をみる。
そのための心の余裕を作っておくことが大事だと、私も日々思います。

 


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しばらく経ちましたが、続きです。
 
~苦手なことは、無理してさせなくてもいいですか?②~
大事なのは、無理かどうかを判断する前に、まずはお子さんの話をしっかり聞ききること。
 
聞く「量」ではなく「質」。
 
状況を知らない第三者の方が話しやすい、という経験は誰もがしたことがあると思います。
それは、聞く側に先入観がないから、ではないかと思います。
 
行動や感情を否定されたり、ジャッジされたりすることは、誰でも辛いことです。
 
相手に教えたい、相手を変えてあげたいと思うと、良かれと思う方向へ導こうとしてしまうこともあります。
 
でもそのことが、相手の全ての思いを聞ききることの妨げになることもあるように思います。
 
子どもは、子どもなりの理由があります。
大人からみたら、自分中心な理由も、見えていなかったり、気づけなかったりしているだけで、良し悪しをつけることだけが解決する方法とは限りません。
 
また叱られることへの不安が強い子は、自分を守るためにすべての情報や感情を伝えることを避けてしまうこともあります。
 
全てを話していない状況の中での助言は、本人も腑に落ちないはず。
腑に落ちなければ、自ら先に進んでみようという気持ちも生まれません。
 
この自ら先に進む力の積み重ねが、とっても大事だと思います。
 
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苦手だけど、ここまではやってみよう。そうしたら、まわりがほめてくれて嬉しかった。
 
どうして苦手なのか、自分ではわからなかったけど、できる方
法を一緒に考えてもらえたから、できるようになった。
 
苦手だけど、頑張ってみたら、同じように苦手な人と仲良くなれた。
 
苦手な人の気持ちがわかるようになって、他のことで苦手そうにしているお友だちがいたら、手伝ってあげられるようになった。

苦手なことを、周りに自分で説明したら、お友だちが手伝ってくれた。伝えることに自信が持てるようになった。
 
これは苦手だけど、得意なことはその分頑張るようにしよう。
 
できない自分はダメだと思っていたけど、ダメじゃなかった。
ダメじゃないって言ってもらえて嬉しかった。
 
******************** 
 

聞ききることで、きっと必要な経験がたくさん得られるようになります。
 
一切ジャッジをせずに、全ての話を受け止める。
その人の立ち位置から見えていない情報だけを伝える。
経験に良し悪しはなく、必要な経験である。
 
自戒を込めて。

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