会社から3年間の中国赴任を打診されているファンシーさん。

日本大好きなので、行きたくなさそうです。

細川くんのように妻が大反対してくれたら断る理由になると思っているようですが、肝心の妻が海外赴任ノリノリということで、あてになりません。


てゆうか、しっかり確認してなかったけど、、、




妻に確認したら、「本決まりになったら考えるわ」とのこと。

わたし、育児でバタバタしすぎて、決まってもないことについて考える暇がなかったんですよね。
別に行っても行かなくてもどっちでもいいし、いろいろどうするのかは決まってから考えようと思ってました。



そんな話をしていたら、ふと、ファンシーさんが、つぶやきました。











えっ………………











ファンシーさんがいなくなったら………









わたし、寂しいの………?




平日完全ワンオペで、土曜の朝やっと手伝ってもらえるかと思いきや朝シャワーしたりタバコ吸ったり長時間スマホと共にトイレにこもったりで一向に姿を見せず、結局わたしひとりで子供たちにわーわー言われながらやっと朝食済ませた頃にのっそり現れるあなたに毎週イラッとさせられてるけど、



寂しい………………?



いや、死んだりしたらたしかに寂しいだろうけど、たかが3年の単身赴任でその間もどうせちょくちょく帰国して会うんだろうに、、、



……………寂しい……………?



………いや!!!!



だめよ、そんな疑問を抱いたら!!



あまりに突拍子もなさすぎて思わず思考が宇宙の果てに飛んでいきそうだったけど



ファンシーさんはそう思ってくれてる(?)んだから、無下にしちゃいかん!!!







この人の思考回路どーなってるんよ



ちょっと返事が即答できなくて微妙な間が空いちゃったけど動揺がバレてませんように……


ていうかそういうセリフって、普段から家族との時間を大切にしたり妻を思いやったりいろいろ協力したりしてる人のセリフじゃないの?
仕事だからしょうがないけど平日はほぼいないに等しいし、土日の朝も前述のとおりだし、「オレがいないと寂しいだろ」って
何を根拠に思ったのか。
それで寂しいと思うくらいならもっと前から「早く仕事から帰ってきて」とか「あなたがいないとわたしには無理」とか言ってるんじゃないの?家事育児に関しては、そりゃ手伝ってくれたら助かるけども、もう無理だってあきらめてるんですけど。期待しただけイラつくから。(そこに愛はあるんか?←一応あるつもり)

まあいいや、とにかくわたしは自分では気づけてないけど本心ではファンシーさんがいなくなったらきっと超絶寂しいに決まってるんだけども、
でももし単身赴任になっても大人だし寂しさは頑張って我慢できるから心配しないで!!ってことで話を進めよう!





たぶん子供たちもファンシーさんがいなくなったからって泣くとか情緒不安定になることは十中八九ないだろう…………という確信は言わないでおく。。。



とにかくわたしたちは大丈夫だから、働くのはあなたなんだから、行く行かないは自分第一であなたが自由に決めていいから!🥹


まあ行きたくないんだろうけどさ……。




でもさー、今の仕事も気に入ってるかんじじゃないよね?それならさぁ、、、




プラスにしかならんくない?(ポジティブ)



しかもさー、もし中国行ったら、昇進に必要なTOEIC500点てやつ、免除してくれるって言ってくれたんでしょ?

あなたこれまで300点台しか取れてないよね?!


いいことづくめじゃんよ!!!


わたしもちょっと海外生活してみたいしさ!



ということで、、、




悩んだ挙げ句、


中国行きを決断しました。



決断ていうか、断れない性格と流れに身を任せちゃう性格が出ちゃったかんじかな…。

「オレはどうしても日本に残ってやりたい仕事がある!」とかあったなら、断ることもできると思うんですが、
ファンシーさんはそこまで強い想いとか熱意とかもなく、「まぁなんとなく平和に毎日過ごせたらいいかな〜」みたいなぼんやりしたかんじでやってるようなので、こういうとき、相手の言うことを受け入れる流れになっちゃうんですよね。

基本的に、「どうしてもこれがいい!」みたいなこだわりとか、なさそうです。
それが柔軟性とか協調性とかの長所にもなっているとは思うのですが。


ということで、確定した中国赴任ですが、「決まってから考える」と言っていたわたしはどうなるのか。


次回へつづく。