胃癌・胃がん(印環細胞癌)闘病記 signetのブログ -2ページ目

胃癌・胃がん(印環細胞癌)闘病記 signetのブログ

2011年5月、胃癌が発見されました。印環細胞癌で、ステージ1Aでした。闘病記を思い出しながら書いていきます。

がんの告知って、もっと厳かにされるか、


もしくは告知自体をされないのかと思っていた。




私の場合には、検査結果を聴きに行ったとき、


主治医の先生が開口一番、


『signetさん、最近体調おかしくなかったですか?』


『え?先生、何か出ちゃいました?』


『生検でグループ5が出ちゃいました』


と、ものの10秒くらいで告知された。




本人しかその場にいなかったので、


ドラマのような、家族だけが聴いて


本人に知らせないという選択肢はなかった。




告知って、こうなんだっけというくらい、


呆気なくされた。




後で聴いた話だが、私の入院した病院では、


本人にしっかりと病状を伝える方針をとっているとのこと。




がんになったからと言って、必ず不幸が訪れるわけではない。


それならば、きっちりと本人に告知した方が


手術自体も、その後のリハビリも、乗り切れる、という考え方らしい。






というわけで、私自身への告知は滞りなく終わったわけだが、


私から家族への告知と、私から友人への告知をどうするのかを


考える必要があった。




まだまだ、がんについて誤解している人は多い。


『がんになった』


と言えば、口には出さないまでも、深刻な対応になる。(気がする)


『がんだけど、たいしたことはない』


と言えば、心配させまいと無理をしているんだ、と思われる。(気がする)




そのままストレートに伝えることにした。


わからないことはわからないと伝えた。


誤解する人と、拡大解釈する人は放置した。




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