だって、

比較する対象がいなけりゃ

人に誇れるような能力が自分に無かったとしても、

落ち込まなくて済むじゃない。

それに気が付かないのだから。

 

日々俺最高 って思える人生って、

限りある時間の中で

やっぱり最高なわけで。

 

毎日直感で生きてるもんだから、

嫁さんや家族は大変かもしれない。

気に入ってしまった道具は、すぐ2台目を買うし(写真参照)

数百万の買い物も買ってから相談することが多い。相談?

男だろうが女だろうが、関係なく、機械や道具を使ってもらうし、

もちろんそれで稼ぎを生み出してもらっている。

 

え、共感できないですか。

はいそれでよいのです。

 

理解されにくいことで

価値を生み出し、

結果その価値が自分の周りに幸福をもたらす。

 

 

 

世の中に、CD194をババっと2台購入して、

なおかつそれをフル活用して高効率な仕事を行い、

多くの人を幸せにすることが出来る人だらけであったのなら、

私は、嫁さんや家族を幸せにすることはできない。

 

ビジネスにおいて、共感は良い事ばかりではないという事なんです。

 

周りを見るな

他人の足跡をたどるな

相談するな

直感を侮るな

 

周りに誰もいなくなったときに

ふと現れる日常の中のちょっとした最高。

これが案外悪くない。

 

ヤンマーのCD194は、カワシマのEC194のOEMモデルなのですが、

 

 

女性やご年配の方にも優しいユニバーサルデザイン 。 プロ向け、クラス最大、余裕の積載能力で作業コストを削減

とメーカーサイトにあるように、

ここにすべてのことが集約されて書かれています。

 

世の中、多くの人が勘違いをしているのは

女性は小さい機械を使うべきだ、軽い機械を使うべきだ、

むしろ機械なんて扱えるわけないという

間違った先入観。

 

そもそも、小さな力で大きな力を生み出すのが道具なのですから

男だとか女だとか、そんなものは全く関係ないのです。

 

小型水冷ディーゼルエンジンが生み出す大きなトルクは、

1200kgの積載能力と相性が良く、1日中稼働させても

燃料消費量はタンク半分ほど。

あくまで農用車なので、建機のような頑丈さはありませんが、

小型重量物運搬機としての能力は国内最高峰です。

 

うちの場合、嫁さんと妹がこの2台を乗りこなし

毎回500kgほどの幹、枝を林内運搬しています。

という事は、少なくとも

1回の工程で1t運べるから1人30回運べば1日30tの重量物を運搬できる

というわけです。

しかも、これは他社が伐採した発生材の場合。

自分のところで受けた伐採業務の場合、林内作業車サイズに玉切ることで

更なる重量物運搬の効率化が図れます。

林内作業車には余裕で1t載るので、1人1t、2台2名で1回の工程で2tもの

重量物が女性の手によって運ばれる。

うちがなんでも2台導入するのは、嫁さんと妹が

ほぼすべての機械をオペレートすることが出来るから。

2t×30回(午前15回午後15回)で、

自分の現場なら、1日60tの重量物を近距離運搬することが出来る。

 

伐採業務って切るだけが仕事ではないのです。

運搬、搬出をトータルでこなせて、初めて作業効率を語れる。

というのが私の持論。

 

これから194シリーズを導入する方へのアドバイス。

194の中にも細かいラインナップがありますが、

おすすめはリフトアンドダンプ。

いざ使用すると、リフトしながらダンプすることはほとんどないのですが、

肝心なのはその車体重量バランス。

うちの2台のうち1台はただのダンプなのですが、空荷状態での車体バランスが悪い。

うっかり急傾斜地に荷台方向から突っ込むとまくれ上がります。

構造重量のおかげで、リフトアンドダンプは

空荷状態での傾斜地走行バランスが安定しています。

これは買ってみるまで分かりませんでした。

 

価格もかなり違うので、無理にリフトアンドダンプにしろというわけではありませんが、

クローラー運搬車の転倒事故は生死にもかかわるので

慎重に選んでください。

なお荷物を積んで荷台にトラクションをかければ、走行バランスはどちらも変わりません。

 

重ね重ねになりますが、あくまで農用車です。

不特定多数の

重機による重量物積み込みには、対応していないと考えた方が良いです。

必ず壊します。レンタルにも向いていない。

私が問題なく運用できているのは

道具を大事に扱う事が出来るからです。

大事に扱える従業員がいるからです。

 

事業の組み立てはやはり

「人」から始まると思います。

人があってこその経営戦略です。