誰よりもウクライナ戦争とロシアの事を分かってるスコット・リッターが、フランスが地球を年内に終わらせる可能性を本気で心配していると言ってました。この人は冷静な分析が頼もしく、大袈裟なことを言ったりする人ではないので、この人がフランスの無知で無謀な行動で世界が核戦争で終わる可能性を言うのは、信憑性高いと思って久しぶりに一瞬ゾッとしました。

 

 

フランスは2000人の兵士をウクライナの実戦に送り、他のNATO加盟国のいくつかも送る予定。実際はポーランド人もアメリカ人も入ってます。ただ数千人で規模は小さい。今に始まった事でなく最初から入ってはいるけど前線に出るのはウクライナ人と傭兵達でした。

 

しかし、もう前線に行けるウクライナ人が枯渇したので実質NATO軍が前線にも入る以外にこの戦争を続ける事はできません。リッター氏によると現在フランス兵はルーマニアで待機中との事。

 

フランスのテレビではフランスのウクライナでの攻撃について専門家が出てきて話したりしてるそうですけど、どれくらい戦争ムードが高まってるのかはフランスに居ないので分かりません。

 


これはオペレーション・クロワッサンというものらしいです。この他にも色々考えてるみたい。

 

 

これから6年間の軍事費は40%増やしたそうです。そっちにお金を流すのが軍産複合体にとってのポイントなんだと思いますけどね。

 

 

最近NATOはモスクワのコンサートホールやショッピングモールなど民間人が沢山行く所をISISがやったように見せかけて攻撃してます(リッター氏がNATO、ウクライナ、ISISの繋がりを語る別ビデオ)。そしてどのタイミングで実際にNATO兵士を地上戦に投入してくるのか知りませんが(ポーランドは入る準備できたと言ってる)、プーチンはNATO軍がウクライナ入りし、ロシア(の軍事拠点)を攻撃したら核を撃つと発表。

 

西側はロシアは脅してるだけだと挑発をエスカレートさせるだけのようですが、リッター氏は、西側はロシアの事が何も分かっていない。プーチンは脅しでこんな事を言う人ではなく真顔で本気で警告していて、国民もこの事態を理解しているとのことです。

 

ロシアの軍事拠点を攻撃したら核を使うと言ったのは今回が初めてではなく今までも一貫してNATOがロシア(の軍事拠点)を攻撃したら核攻撃が残るのみと言って来ました。

 

この反応はロシアのドクトリンにも書いてあって、ロシア人はその通りに遂行する人達なのだそうです。ロシアは脅しでなく本気で言ってるのに、西側は全く本気にしてないのが問題らしいです。西側は他国を脅すことで相手に従わさせるのが習慣だから自分達の感覚で考えてて、そこが危険ってことですね。

 

戦争にもルールがあって、ロシアはそのルールに乗っ取って戦って来ており、どんな卑怯な事をされても冷静。私もなぜここまでロシアも大人しくしてるのかなと何度も不思議に思ったけど、ロシアはその辺が妙に紳士的の様子。で、ルールに乗っ取ってちゃんと「ロシアが攻撃されたら次は核攻撃だ」と何度も警告して来てる訳です。

 

核を打ち込むのはフランス、ベルギー、イギリス。その報復でロシアにも飛んできて、更にその報復でアメリカにも飛ぶのとの事。国が吹っ飛ばなくても、あとは死の灰で世界は雲に覆われて作物はできないわ放射能汚染で、地球上の人達はどうせみんなロクな目に遭わないでしょう。

 

プーチンも「ロシアもみんな死ぬ、しかしこれを仕掛けてる悪者たちも一緒に死ぬんだ」と演説で言ったようです。9割近い支持率で先日大統領に再選したプーチンですが、この演説を聞いてロシア国民も地球の核による滅亡を覚悟したんでしょうか?

 

これを唯一止められるのはアメリカだけど、アメリカの大統領選挙前バイデンは動かない。このままフランスがロシアの言う事を本気にせずに計画通り兵士をロシアに入れてロシアの軍事拠点を攻撃したら、11月の選挙の日すら来ないだろうにと言ってました。

 

とりあえず年内一番危険な場所はヨーロッパって事みたいですね。