【♂2♀2/ナレ1】
推定時間15〜20分程
ご利用される場合はプロフの注意事項をご確認下さい
ギャグが多めで人外が普通に暮らしてます
苦手な方はご注意下さい。
-人物紹介-
ネーヴェ(♂/魔王)
冷酷と噂だが
過保護で押しには弱く優しい
ツッコミ体質
ルーチェ(♂/堕天使)
ネーヴェの執事
主いじりが趣味
ボケ体質
伊織(イオリ/♀)
臆病、心配性
紅莉の親友
紅莉(アカリ/♀)
明るく、好奇心旺盛
伊織の親友
-ここからストーリーです-
ナレ「ある夜、月の綺麗な夜に…そこでは少女2人と堕天使のティータイムが行われていた」
(間)
紅莉「お邪魔してます!」
伊織「は、初めまして!」
ネーヴェ「…何故、人間が我の屋敷に居て優雅にティータイムをしている…説明せよ…」
ルーチェ「はい、実は…」
ナレ「元気で明るい少女は紅莉、引っ込み思案な少女は伊織、黒い翼が生えたルーチェ、そして存在感がある魔王ネーヴェ…少女2人と堕天使が優雅にティータイムしてる理由は遡る事…数分前…」
(間)
伊織「紅莉ちゃん、もう、帰ろうよ…」
紅莉「大丈夫だって!」
伊織「でも、ここって近付いちゃ駄目な御屋敷だよ?危ないよ、怒られるよ?」
紅莉「秘密にしてたらバレないって」
伊織「そんなぁ…」
ナレ「ある日…伊織と紅莉は近付いてはいけない森の奥の屋敷前で言い合っていた…すると…」
ルーチェ「…どちら様です?」
伊織「え…羽根…天…使…?」
紅莉「天使…?ってちょっ、伊織!?」
ルーチェ「いきなり人を見るなり気絶ですか?…仕方ありませんね…よっ…と…」
ナレ「2人の前に現れたのは大きな黒い翼の青年ルーチェ…伊織は驚きのあまり気を失いルーチェはそっと伊織を抱き抱えた」
紅莉「ちょ、伊織をどうする気!離せ!」
ルーチェ「伊織…?…大丈夫ですよ、何もしません、貴方1人で抱えて帰れないでしょう?気が付くまで中で少し休んでいきなさい…」
紅莉「え…悪い人じゃない…?えと、はい…じゃあ、お邪魔します。」
ナレ「最初は威嚇した紅莉も少し気を緩め一礼をし青年に付いて屋敷へと入って行った…」
(間)
ルーチェ「…という事です」
ネーヴェ「何がという事です…だ、今、何時だと思っている…!」
伊織「えと…」
紅莉「真っ暗だから…」
ルーチェ「夜中の1時を回ります♪」
ネーヴェ「ルーチェ、シバいても良いか?」
ルーチェ「失礼しました、ですが、今帰す方が危ういでしょう?」
伊織「あ、あの…すみません、気付くの遅くなったばかりに迷惑を…天使様久々に見て…びっくりしちゃって…」
紅莉「私は初めて天使様見たw」
ルーチェ「ネーヴェ様、僕を天使ですって!堕ちても僕はまだまだ現役ですね!」
ネーヴェ「あ”ぁ?」
ルーチェ「すみませんでした」
伊織「すみません、そんなに迷惑なら帰ります。」
ネーヴェ「馬鹿者!死にたいのか!今帰ればお前達等は雑魚の餌だ!」
伊織「ヒッ…すみません…」
ルーチェ「大丈夫ですよ、ネーヴェ様は…馬鹿者!お前達を魔物の餌にしたくない!と言っております」
紅莉「なるほど!お優しいですね!」
ネーヴェ「おい、ルーチェ!」
伊織「あ、なるほど…」
ルーチェ「クスクス…照れなくても」
ネーヴェ「やっぱりお前は…お前だけはシバく!」
ルーチェ「おーたーすーけ〜♪」
伊織「ふふ…なんと言うか」
紅莉「噂に聞いてた冷酷さとは無縁だよねw」
伊織「うん、見た目は怖いけど優しくてお父さんみたい…」
ネーヴェ「お父さん…!?」
ルーチェ「あなた…!何処の女との子よ!」
ネーヴェ「お前には関係ないだろ……っておい!」
紅莉「あはは!www」
伊織「ふふ…w」
ルーチェ「ウケましたよ!旦那ァ!」
ネーヴェ「貴様ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!……スーハースーハー…まぁ、そうだな、笑わないより笑った顔のが悪くない…」
ルーチェ「クスッ…相変わらずですね、ネーヴェ様は…」
ネーヴェ「お前は笑うな、そう言えば、名は何という…」
伊織「伊織です。」
紅莉「紅莉でーす!」
ネーヴェ「我はネーヴェ、まぁ、何だ…一応、魔王だ…そいつはルーチェ、元天使だ…我等の事は好きに呼べ、伊織に紅莉…何も無いがゆっくりしていけ…外は危ないから今日は泊まると良い…」
伊織「ルーチェ…様とネーヴェ様…ありがとうございます…!ご迷惑をおかけします…!」
紅莉「ありがとうございます!お邪魔します!」
ネーヴェ「ルーチェ、彼女達を誠心誠意もてなせ…」
ルーチェ「かしこまりました」
伊織「いえ、そんなに迷惑をかけれません」
ネーヴェ「こういう時は甘えろ…」
紅莉「そうだよ〜」
伊織「うぅ…紅莉ちゃんまで…」
ルーチェ「では…僕は2人の部屋の準備でもしましょうかね、暫くお待ち下さいね?」
伊織「あ、手伝います!」
ルーチェ「いいえ、これは僕の仕事ですのでネーヴェ様とお待ち下さい」
伊織「でも…」
ルーチェ「伊織さん、待てますね?」
伊織「…はい、ありがとうございます」
ルーチェ「よしよし、物わかりの良い子は好きですよ」
伊織「ふぇ…!?(照)」
紅莉「きゃっ!好きだって!」
ネーヴェ「イチャつくなら他所でやれ」
ルーチェ「え……はっ!そんなつもりは!」
伊織「は、はい、わかってます…!」
ルーチェ「す、すみません、余計な誤解を…!」
伊織「大丈夫…です…」
ネーヴェ「待っている間、我の書庫にでも居れば良い…沢山の物語が置いてある…」
紅莉「お恥ずかしながら、本とかって私苦手で…w」
伊織「わ、私は興味あります…!」
ネーヴェ「ならば、伊織はルーチェに書庫に案内させて、紅莉は我と中庭を散歩でもするか?」
紅莉「はい!是非!」
伊織「ありがとうございます!えと、ルーチェさん、お手数お掛けしますがよろしくお願いします!」
ルーチェ「かしこまりました…」
(間)
ナレ「暫く歩き大きな扉の前に着くとルーチェが扉を開け、すると本が無限に広がった書庫が視界に広がる…」
ルーチェ「此処が書庫になります、お好きにお読み下さい、席を外しますので…お1人になりますが大丈夫ですか?」
伊織「大丈夫です!ありがとうございます!」
ルーチェ「ふふ…では、失礼しますね」
伊織「本がいっぱい!何から読もうかな……ん?これは…日記…?」
ナレ「ルーチェが席を外し伊織はとある古びた日記を見付ける、その日記を恐る恐る目を通し…その頃紅莉とネーヴェは…」
紅莉「ねぇねぇ。ネーヴェさん!見て見て!」
ネーヴェ「ああ、花冠か…綺麗に出来たな…」
紅莉「これを、こうして…!うん!可愛い!」
ネーヴェ「我に付けても可愛くないと思うが…」
紅莉「でも、お花って人を優しくするから!優しいネーヴェさんに似合ってますよ!」
ネーヴェ「…そうか…ありがとう、だが紅莉にも似合うと思うぞ、ほら、…ああ、やはり可愛いな」
ナレ「花を一輪、紅莉の頭に飾り微笑むネーヴェ…」
紅莉「っ…ネーヴェさん、もっと笑えば良いのに、ネーヴェさんの笑顔は素敵です!」
ネーヴェ「そ、そうか?」
紅莉「はい!すっごいドキドキしました!」
ネーヴェ「なっ…に、人間が魔王にドキドキする等聞いた事がないぞ」
紅莉「はい、でも、世の中には一目惚れというモノがありますよ?それに、恋に種族は関係ありませんからね!…よし、決めました!いつか、ネーヴェさんを振り向かせます」
ネーヴェ「なっ…なっ…!何を言うか!」
紅莉「ふふ、真っ赤ですよー、覚悟して下さいね!私、執着心強いですからね?」
ネーヴェ「わ、我は魔王だぞ…!?」
紅莉「魔王とか関係ありませんよ?」
ネーヴェ「そ、そんな馬鹿なぁ!」
ナレ「ぐいぐい迫る紅莉にどうする事も出来ずにネーヴェの叫び声は闇夜に消えた…」
(間)
ナレ「その頃、ルーチェは役目を終え伊織の元に戻って行った…」
ルーチェ「ん?ネーヴェ様の叫び声?…まぁ、良いか、準備も終わりましたし伊織さんの様子を……伊織さん、失礼します、お呼びに…え、伊織さんどうされました…?」
ナレ「そこに居たのは泣いている伊織と古びた日記」
伊織「っ…ルーチェ…さん…」
ルーチェ「な、何故、泣いてるのです?」
伊織「悲しくて…嬉しくて…ルーチェさん…苦しかったですよね、辛かったですよね…?」
ルーチェ「っ…何故……そ、それは…!どうして、僕の日記が…!失くしたと思っていたのに…!な、内容は…」
伊織「すみません…見てしまいました…」
ルーチェ「そうですか…気にしないで下さい、過ぎ去りし過去ですから…」
伊織「気にします…私、昔、とある村で生贄にされかけた事があるんです…」
ルーチェ「え…まさか…」
伊織「私は仲良い天使様が居て…生贄になる日にそんなのならなくて良い!って助けられ…村から逃げて…それ以降天使様の姿は見なくなり…ずっと会いたくて、会えなくて…でも、貴方だったんですね…ほら、見て下さい!この指輪覚えないですか?」
ルーチェ「それは、未熟な時に作った守護の指輪…気付けば…良かった…伊織ちゃんだったんだね…」
伊織「でも、私を守ったばっかりに…私のせいで…天使じゃ無くなった…の…?」
ルーチェ「それは…そうだけど生贄になんかさせたくなかった、それだけ…気にしないで、僕は伊織ちゃんに再び会えただけで嬉しい。」
伊織「ルーチェさん…うぅん、…るぅ君」
ルーチェ「昔の様にるぅ君とまた、呼んでくれるんだね」
伊織「うん!るぅ君、私ね、るぅ君に言えてない事言うね?助けてくれてありがとう!ずっとずっと大好きで私の初恋です!」
ルーチェ「っ…!伊織ちゃん…!」
伊織「わっ、るぅ君…急に抱き着くなんて…は、恥ずかしいよ(照)」
ルーチェ「うん…でも、嬉しくて…伊織ちゃん、もう、離さないから…!」
伊織「うん、私も離れないよ?…取り敢えずネーヴェ様と紅莉ちゃんにも話さないと…かな?」
ルーチェ「そうだね、行こうか?」
伊織「うん!!」
ナレ「過去の記憶と共に伊織とルーチェはネーヴェと紅莉に伝える為に歩き出した」
(間)
ナレ「ネーヴェの元へ着くと過去を早速説明し…自分達の気持ちも伝え…」
ルーチェ「…という事です」
ネーヴェ「好きにするが良い…お前達が幸せになる事は良い事だからな…」
伊織「やったぁ!ネーヴェ様ありがとうございます!」
紅莉「伊織が良いなら私は良いよー?幸せになんなよね!」
伊織「うん!」
ネーヴェ「ルーチェ、良かったな…(ルーチェに聞こえるぐらいの声で)」
ルーチェ「っ…!まさかあの日記ネーヴェ様が!ネーヴェ様には敵わないな……はい…!ありがとうございます!」
紅莉「でも、なら尚更、ネーヴェ様は私にメロメロになるべきですね!」
ネーヴェ「なっ…!」
紅莉「ネーヴェ様と私、伊織とルーチェ様!ダブルカップル誕生!ってね!」
伊織「ふぇ…!?」
ルーチェ「いつの間に紅莉さんに手を出したんですか!」
ネーヴェ「ちっ、違っ、手なんか出しとらん!」
紅莉「そんな…!初めてを奪っておいて…!」
伊織「なっ…!なっ…!」
ルーチェ「何と!大人の階段を…!?」
ナレ「明らかに誤解を招く言い方をする紅莉と動揺するネーヴェ、それを聞いて更に動揺するルーチェと伊織にネーヴェは慌てて言う…」
ネーヴェ「違う!誤解を招く言い方をするでない!」
紅莉「沢山心拍数を上げたのに…!?」
伊織「そんな…激しい事を…!?」
ルーチェ「ネーヴェ様、流石です!」
ネーヴェ「お前達が想像してる事はしとらん!我は相手の気持ちを無視はせぬ!責任等を捨てたりはせぬ!」
紅莉「言いましたね?なら、責任とって下さいね?私の初めての恋としてw」
ネーヴェ「なっ…!」
伊織「紅莉ちゃん…w」
ルーチェ「もう、何も言えませんね…w」
ネーヴェ「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!もう、わかった、責任とって紅莉を大事にする!もう、お前は我の物だ!我の許可無く触れさせる事を許さぬ!…良いな!?」
ナレ「折れたネーヴェは顔を赤らめながら紅莉に言葉を伝え…」
紅莉「は、はい…」
伊織「紅莉ちゃん煽っといて照れてるw…なんと言うか…ネーヴェ様って噂に聞いてたより優しい方なんですねw」
紅莉「そうそう、冷酷で噂になってて」
ルーチェ「ああ、それは、一応魔王ですので僕が流した嘘ですね」
伊織「るぅ君が?」
ネーヴェ「ルーチェが任せて下さい!って言って冷酷という噂があっという間に広がったな…」
ルーチェ「噂は直ぐ広がりますよ、黒も白もあっという間に…」
伊織「だから、私は本人の言葉しか信じないんですよ。」
紅莉「嘘かもしれないからね!」
ネーヴェ「信じてくれる者のみを信じるのみ…明日、紅莉や伊織は人間の世界に帰るが嫌になればいつでも此処に来るが良い…」
ルーチェ「夜に来ちゃ駄目ですからね?」
伊織「はい!」
紅莉「むしろ、住んじゃ駄目なのですか?」
伊織「紅莉ちゃん、それは図々しいよ?」
紅莉「だって、私達に村に居場所なんか無いじゃん?」
伊織「うっ…確かに…」
ルーチェ「なるほど…ネーヴェ様…」
ネーヴェ「…好きにしろ」
ルーチェ「ありがとうございます!流石ですネーヴェ様!」
ネーヴェ「なっ、抱き着くな!そんな趣味はない!」
紅莉「ありがとうございます!」
ネーヴェ「紅莉まで!」
紅莉「さぁ!伊織も!」
伊織「ふぇ!?」
ルーチェ「さぁ!ノリで!」
伊織「し、失礼します!」
ナレ「住んでいいという提案に喜ぶルーチェと伊織と紅莉はネーヴェに抱き着いた…」
ネーヴェ「く、苦しいが…まぁ、悪くないが離れろ」
ルーチェ「ネーヴェ様ったら照れちゃって!」
ネーヴェ「よし、覚悟しろ、青き炎で燃やしてやる」
ルーチェ「やだぁ、おーたーすーけー♪」
ネーヴェ「待てぇ!」
ナレ「ルーチェをネーヴェが追い2人は部屋を後にした…残された少女2人は…」
伊織「行っちゃった…」
紅莉「うん、でも、毎日が楽しくなりそうだね!」
伊織「そうだね!大好きな人達との暮らし…日々を大切にしなきゃね!」
紅莉「その大切な暮らしが、幸せが、ずっと永遠に続く事を祈って…ずっと…みんなと幸せに…」
ナレ「そう2人の少女は言葉を発すると部屋を後にした…紅莉、伊織、ルーチェ、ネーヴェ…この4人はその後、屋敷で幸せに永遠を暮らしたという…」
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