この4月に高血圧に関する基準値が変わる事をご存知の方も多いと思います。

2000年から今までの基準値→収縮期140 拡張期90

2024年4月からの基準値→収縮期160 拡張期100

になります(世界的には2019年から基準値がこのように変更されていました)


 実は私の家族にも降圧剤を長年続けている者がいますので気になって仕方がなかったのです。

降圧剤で下がっているのか運動を心がけて毎日歩き続けているのが影響しているのか、とにかく長年続けていて一度も減らした事がないため全くもって従来の血圧が分からない状況でした。クリニックで血圧を測っていつもと同じような血圧だから薬が効いているのでしょう、としか言わない医者に薬を処方してもらって、もうどれだけの年月が流れた事でしょう。

今や、私が見た家族の血圧はその年齢にして低過ぎるぐらいだと思っています。

年齢が上がるほど、血管の弾力性が失われてきて血液の流れが悪くなるので、血管に対して血流の圧がかかりやすくなるのは当然の事。こうして血圧が高くなるからこそ、脳への血流も十分に保たれ認知症にかかりにくくなるということを最近学びました。

そして、降圧剤を続けていた人のほうが認知症にかかりやすくなる事も知りました。脳梗塞の危険性も降圧剤を続けた人のほうが血圧150台の人より2倍という多さ…死亡率も同じ年齢で比較すると血圧130台の人が血圧150台の人の5倍、だということです。

今までの140ー90という基準値は若い人に対しての基準で高齢者までには当てはまらない事がデータから明らかになったのです。

この基準値によって潤ったのは降圧剤を作っている薬品会社です。私たち国民はより認知症の危険度を背負う事になってしまいました。

塩分もある程度摂取したほうが良い事も明らかになりつつあります。

身をもって研究された方には感謝です。

糖尿病の薬に対しても然り。(書ききれませんが、低血糖によって認知症のリスクが高まります)


 化学薬品は対処療法として短期間なら良いのでは?と漢方薬に詳しい人に聞いたことがあります。


 ところで、高齢者になっても、以前140で高血圧と言われて降圧剤を飲み続けた人は、4月からはどう考えたら良いのでしょうね。クリニックの先生はどう対応するのでしょう。


 今朝の手稲山。春が近づいてきました…



 明日も良い一日でありますようにキラキラキラキラキラキラ