この美術館はパリの西部ブーローニュの森の中にあります。

昨年開館したばかりの新しい美術館。

   夫が知人から情報を得て かなり評判が良かったので、 行くことにしました。チケットを買うために結構並ぶという情報もあり インターネットでチケットを準備(夫の電話番号では うまくいかず、結局 夫の友人宅でその人の電話番号を借り印刷までしてもらいました。)

   少し早目に出て 場所を確認した後、付近を散策しましたが、日曜日ということもあり、家族連れが 遊具のある日本でいう遊園地のような場所で楽しんでいたり、小川に沿って多くの人がジョギングしていたり…日曜日を日曜日らしく過ごしている住民が多い事を実感しました。

   開館時間になり インターネットチケットの列からは 確かにスムーズに中に入ることができました…かと言って、当日のチケットを買うために並んでいた人も、そんなに待たずに入館できたのでは?と思います。日本の上野で 日光月光菩薩などを観た時に2時間も並んで疲れ切ってやっと入り口まで行けたような事を考えたら 比べるにも値しない列でしたから…

2~3時間待たされる国で慣らされた私たちには なんでもない事のように思えました。

   美術館の中は 近代の美術と音楽がテーマなので、面白いと言えば面白いのですが…寧ろ、この美術館の建築物そのものが 素晴らしい設計デザインだと思いました。
この建築物を観るだけでも見に行く価値は十分にあると思います。
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美術館の入り口…
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複雑な形なので一枚の写真にはできませんが…
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内部の天井に展示された…ビニールで出来たカブト虫のような物体の集合体…
実にユニークな発想…

   何が面白かったかは 人により違って当たり前ですが、常に新しい発想を追い求める創作意欲をルイヴィトン財団が受け継いで行くことにパリの文化のさらなる飛躍を感ぜずにはいられませんでした。