梅雨時期の不調にはお灸 | みちえ鍼灸院のブログ

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看護師でリンパ浮腫指導技能者の資格を持つ鍼灸師が鍼灸院を開院いたしました。鍼灸治療に加え、リンパ浮腫治療も行えます。

梅雨の季節と東洋医学

 

梅雨は、しとしとと雨が降り続きます。雨は花や緑、農作物に潤いをもたらし、夏の大切な水源ともなる自然の恵みですが、湿気の多いこの時期は体調管理にも注意が必要です。

じめじめとした梅雨の時期は、なんとなく身体の重さやだるさを感じたり、食欲がなくなったりと、天気と同じように体調もすっきりしないことが多いもの。東洋医学では、このような湿気の多い時期の体調不良を「湿邪」考えます。

湿邪の特徴は、重くて粘り気があり、停滞しやすいこと。身体のだるさや鈍い痛み、水分の停滞によるむくみ、胃の不調といった症状が現れますが、その症状は治りにくく、ずるずると長引くこともあるため注意が必要です。 また、湿邪は湿気の多い季節によく発生するので、この時期は特に気を付けたいものです。
 

 

湿邪にはお灸が効く

足三里穴:膝のお皿の下にある外側のくぼみから指4本下。
内関血:手首から指2本下
 
体調が崩れる前からお灸で養生して、梅雨時期を乗り越えましょう。
皆さんも試してみてください。