ということで、リクエストに応えて(誰の?)この記事のつづき。

簡単に前回までのあらすじを説明すると。
 

ーーーーーーーここからーーーーーーー
 

2011年3月、東京電力福島第一原発事故が起こった。

この時、被ばく量の単位であるミリシーベルトという言葉が新聞やテレビで飛び交うようになった。そしてお茶の間でもすっかりお馴染みとなった。

実は胃検診でバリウム検査を受けると、1回の検査で20ミリシーベルト程度の放射線被ばくを受ける。

この数字はなんと、1年間福島の計画的避難区域に住み続けるのと等しい被ばく量である。
それも福島の場合は、24時間ずっと屋外にいたとしての数字なので、実際はバリウム検査の方が危険とも言える。

このことが騒ぎになると大問題で、誰もバリウム検査を受けなくなるであろう。

 このため、バリウム検査を行う機関や、この検査により利益を得る団体(以後、「彼ら」と呼ぶ)は2011年4月、バリウム検査の被ばく量約20ミリシ-ベルトを0.6ミリシーベルトとして公表した。

「彼ら」は、1回のシャッターを切る際の被ばく量0.6ミリシーベルトを、バリウム検査全体の被ばく量にすり替えるという「手品」を用いたのである。

こうして実際の被ばく量の1/30以下とすることで、偽りの安全性をアピールしたのである。
 

ーーーーーーーここまでーーーーーーー
 

当時、この情報を多くの情弱な評論家などが鵜呑みにして、バリウム検査は安全だとブログなどに掲載し、情報発信を行った。賄賂でももらったか?
 

その後、放射線被ばく量の問題があまり騒がれなくなって、目的を果たしたとでも思ったか、いつまでもあまりに事実とかけ離れた値を公表しつづけるのはまずいとでも思ったか、
「彼ら」は2012年4月にその値を3ミリシーベルトに訂正した。https://www.nirs.qst.go.jp/information/news/2013/0729.html

それでも実際の値の数分の一以下である。

しかし、多くの医療機関はいまだに0.6ミリシーベルトを用いて、放射線被ばく量の
説明を行っている。

例に出して悪いが、いまだにこのような図を使っている医療機関も多くあるのである。

http://hospital.pref.kagoshima.jp/hokusatsu/section/houshasen/houshasen03.html

ここでは、なんとバリウム検査の被ばく量が0.1ミリシーベルトに見えるような図示を行っている。

ちなみに私は5年前に受診していた歯医者から歯のレントゲンを撮ることを勧められた。
その時医者が出してきた図でも、バリウム検査の被ばく量は0.6ミリシーベルトであった。

もちろん、懇々と説教させていただいたが。

実は医者でも、例の「手品」(20ミリシーベルトを0.6ミリシーベルトにすり替えてしまうという)
の件は知らない者が多いのである。

私は放射線の専門家でも医師でもないから、年間20ミリシーベルトで避難という判断が正しいのかどうかはわからない。

しかし同じような被ばく量で、一方は危険として立ち退きを命じられ、一方は健康のためと称して検査受診を求められる。

この状態は異常だろう。
 

にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
にほんブログ村

 
糖尿病ランキング

 

糖尿病も3ヶ月で完治するダイエット

あらいやだ、糖尿病だわ - 糖質制限ノート

山本85歳  

糖尿病予備軍からの脱却 

Nice Body Make・・・よもやま話

アラフィフからのボディビル道~めざせ!ハイスペックな50代♀女~ 運動オンチこそ筋トレをしよう。