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・偽りの感情

三か月前の入学式の話



入学式の校門で友達を待っていた。


(たっく…校門ぐらい一人でくぐれよなぁー)


とか思ってる割には自分も一人じゃ心細かったり。


ここの学校は女ばかりだなー


俺に刈って下さいっていってるもんだぜっ。


女だらけに興奮Maxの潤の視界に突然入ってきた女がいた。


何ともいえない、けして絶賛の美女ってわけでもないが…可愛い。


何て名前の子だろう、話しかけにいこうとしたとき


「おまたー♪」


潤の友達がきてしまった。


思いっきり潤は友達をにらみつける。


「え、あ…なんかごめん。」


謝る事しかできない友だちだった。





あいつのしせいでかわいい子ちゃん逃しちゃったじゃねーか。


何年何組のだれだか全くわかんねえし、人多くてさがしゃしねぇ…。


入学式も終わり自分のクラスに入る。


ブスしかいねぇーわ。ましなのは真樹って子と…


ん?んんんんん


よーくみると朝に会った可愛い子ちゃんがいるじゃねーか!


話しかけにいこー♪


いこー…いこ・・・・・い。。。


行こうとしてもなかなかいけない自分。


(は、はずかしーーーーーーーー!)


いままでいろんな女に話しかけてきたが突然恥ずかしくなって足も手もだせなかたった。


(嘘だろ…俺が話したことも無いやつにほれるなんて…しかもガチなほう…)


なんだかんだ今日は話しかけることが出来ずに終わった。


下駄箱からでると


(あああ、あ!かわいこちゃんじゃんっ)


校内で話しかけるのが恥かしいんだったら、校門を出てから話しかけよう。


と考えてたのだ。


気付かれない様に後を付けていって、かわいこちゃんが校門を出ようとした瞬間


黒髪のサラサラの男が立っていた。


その男が用意していたかのような石につまずき、男が助ける。


「は…なんだあいつ」


2人の会話が繰り広げられたあと、男が校舎に向かってくる途中で一言だけ聞こえた。


「ちょろいな」







あの女…はめられたのか・・・・・・。








最初にイベント運動会が行われるとなり、張り切る潤。


あれから名前も知った。女の名前はあんなというらしい。


一言もまだしゃべったことないし、もう無理かなって早々諦めかけたころに素晴らしいチャンスが舞い降りてきた。


学級委員となったあんながリレーの選手決めに困っていた。


そのとき辰巳がまきを推薦して2人が出ることに決まった。


あと男女一人ずつの枠…


そこで潤が面白いことを思いついた。


「委員長さーん!委員長なんだしリレー走ろうよ!そしたら俺も走るしちょうどじゃん!」


「え!私足遅いし嫌だよ!」


「いいじゃんいいじゃん!ブスはイケメンに従えって!」


思ってもないことを潤が言ってしまった。


その瞬間周りが笑い始めた。


ひっどーい!


なんじゃそりゃー


と笑い交じりの声がたくさん上がった。


「わ、わかったわよ!でるわよっブスの本気みせるわ!」


あんなもへらへら笑っていた。


あんなに細いのに強い心を持っているあんな。









そんな君が好きでたまらなくなった