死後、天国や地獄はあるのだろうか。人はどこにいくのだろうか。何もない無の世界なのだろうか。何かに生まれ変わるのだろうか。
宇宙はどのようにはじまったのだろうか。
宇宙がはじまる前にも何か宇宙のようなものはあったのだろうか。
宇宙の果ての果ての果てのそのまた果てはどうなっているのだろうか。
そういった、死後の世界や宇宙の神秘ははっきりと解明されていないがゆえに、モヤモヤしてしまったり恐怖感を覚える。
そんな気持ちを少し和らげてくれる一冊と出会った(まだ読み途中)。それは過去に2度、生死をさまよい臨死体験をした木内鶴彦さんが、この体験から得た知見を書いた『「臨死体験」が教えてくれた宇宙の仕組み』だ。そのキーワードは五次元。
木内さんいわく五次元の世界とは、過去から未来にいたる生きとし生けるもののあらゆる記憶、経験、宇宙誕生から終焉にいたる膨大な情報が集まっている、膨大な意識体の空間のようなものだという。
2度の臨死状態のなかでこの五次元にアクセスできたことでわかった、宇宙は五次元のひずみによってはじまったことや、人間を含めあらゆる生き物は死後、五次元に戻るといった話は興味深いものがあった。