先月、クラリベイト・アナリティクスが、図形商標検索のTrademarkVisionを買収しました。

図解商標のAI検索を強化するためとのことです。

 

逆に言うと、AIは六面図の意匠認識や、特許請求項の意味解析ができるレベルには達していないとを示唆しています。

 

図形商標のサーチは、図形分類を使う方法から、AIを使う方法へシフトして行くように思われます。

 

https://clarivate.jp/news-releases/2018-10-31-clarivate-analytics-accelerate-pace-CompuMark-trademark-innovation

クラリベイト・アナリティクス、TrademarkVisionの買収でAIベースの商標リサーチソリューション強化へ!オーストラリア系最先端企業の戦略的買収により次世代型商標リサーチの実現へ

 

2018年10月31日
クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社

 

世界中のお客さまに信頼の置ける知見や分析を提供することでイノベーションを加速させるグローバルリーダー、クラリベイト・アナリティクス(本社:米国フィラデルフィア、日本オフィス:東京都港区)は、本日オーストラリア系のAIテクノロジー企業TrademarkVisionを買収したことを発表しました。TrademarkVisionは、ボストンを拠点に、世界で最も価値ある10ブランド中9ブランドの商標クリアランスおよび商標保護のパートナーとして活動するCompuMarkに統合されます。

 

出願される商標の40%には図形が含まれています。ところが、商標の専門家は、キーワードや図形コードを用いた複雑なクエリの構築を頼りに、図形に基づく商標の調査を独力で実施しています。TrademarkVisionは2013年、商標の視覚検索機能を世界で初めて発表し、商標リサーチ分野に革命を起こしました。

 

TrademarkVisionが開発したAIベースの画像認識ソフトウェアは、顔認識ソフトウェアの原理を利用して、芸術作品、図形、さらには3Dデザインの特許を視覚的に検索し、提案されている商標ロゴが認められるか、あるいは既存の商標を侵害していないかを判断します。
CompuMarkは現在、瞬間的に信頼できる検索結果を表示し、重要なブランドに関する意思決定を迅速に行うために開発された、図形商標検索ツール「TM go365™」に、TrademarkVisionのテクノロジーを利用しています。

 

CompuMarkのプレジデントであるジェフ・ロイは、次のように述べています。「CompuMarkは、最高品質の図形認識技術や人工知能の専門知識に対して資金を投じることで、自社の製品ポートフォリオや事業全体に大幅な投資を行っています。受賞歴*1のあるTrademarkVisionのAI革新技術や、同社が世界各地の特許商標事務所や政府機関との間に築いてきた密接な関係性に加え、CompuMarkの主要データ、業界最先端の知識、また世界的な事業規模を活用すれば、商標リサーチ業界内外で、ビジネスのための次世代ソリューションを支える新しい製品や技術、サービスの可能性が開かれるでしょう。」