食品会社「エーゲル」が、「アサヒ飲料」のお茶入りコーヒー「TEA COFFEE」が商標権侵害に当たるとして、3300万円の損害賠償を請求した事件の第1回口頭弁論が、先週ありました。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20180720-OYT1T50016.html

「アサヒ飲料」(東京)のお茶入りコーヒー「TEA COFFEE」が、自社商品と似た名称で商標権を侵害しているとして、食品会社「エーゲル」(京都市)がアサヒ飲料に3300万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。19日の第1回口頭弁論で、アサヒ飲料は請求棄却を求めた。

 

エーゲルは「消費者から『アサヒ飲料のまねをしている』と誤解される。大企業が弱者のブランドを踏みにじっている」と主張。アサヒ飲料は答弁書で「商品の原材料を示す表示にすぎず、商標権は侵害していない」と反論している。

 

J-PlatPatで商標調査をしてみると、「TEA COFFEE」と同一類似の商標が、5件ほど見つかります。

エーゲルの登録商標は図形入りで、アサヒ飲料が出願した商標も図形入りです。

「TEA COFFEE」自体は、商品の原材料を表すものですから、識別力がなく、それぞれの図形部分が識別力のある部分ということになると思います。

 

そうすると、エーゲルの登録商標とアサヒ飲料が使用する商標は非類似の可能性が高くなります。

 

なお、アサヒ飲料のTEA COFFEEですが、ネットでの評判はあまりよろしくないようです。

特にブラックコーヒーと焙じ茶の組み合わせが酷いとか。

これも提訴の理由なのでしょうか。(こんな商品と混同されたくない!)

https://matublo.com/2783

https://primelifenet.com/post-2353/

http://www.uxirisu.tokyo/entry/2018/07/13/045656

 

ところで、自分は缶コーヒーは好きですが、流行りのペットボトルコーヒーは、味が薄くて好きではありません。

アサヒ飲料のWONDA金の微糖は良く飲んでいます。

 

以下の缶コーヒーも良く似ていますね。

伊藤園のWcoffeeとアサヒ飲料のWONDA(旧パッケージ)です。

 

現在のWONDAは以下のパッケージに変わっていますが、旧パッケージと比べれば、金と黒以外に赤丸部分の位置大きさも酷似しており、不正競争ではと疑ってしまうデザインです。

 

かつて、サッポロ黒ラベルの不正競争事件もありました。

http://taorin.konjiki.jp/soft/flash/civics/pdata/ruiji.html

伊藤園さんは、特許権行使に積極的な会社ですが、Wcoffeeはコンプライアンス上、問題ないと判断したのでしょうか。