今日から7月になりました。7/1は弁理士の日です。

ドクガクさんからの依頼で、「知財業界のライバル」について考えてみました。

 

弁理士の専権業務、すなわち産業財産権に関する特許庁への手続きについては、弁理士か弁護士しか扱えませんので、ライバルは基本的に同業者になります。

 

いわゆる弁理士の周辺業務について、契約や知財紛争については弁護士さんがライバル、知財コンサルについては、中小企業診断士さんなどコンサルタントがライバル、技術面については技術士さんなど技術コンサルタントがライバルということになると思います。著作権や種苗法については弁護士さんの他、行政書士さんもライバルでしょう。

 

ただ、自分自身が仕事をするうえで、他の調査会社さん等がライバルと思ったことはありません。

どこの会社、どこの業界でもそうですが、仕事に対する意欲が高く、常に向上、改善を目指している方は一握りです。

いかに殻を破るかという点で、最大のライバルは自分でしょう。

 

ところで、第4次産業革命とか、時代は大きく変化しているなどと、連日報道されます。

新しい技術やビジネスという表面を見ればそうでしょう。

 

しかし、30年前と大きく変わったのかといえば、変わっていないことが多いように思います。

 

インターネットが普及し、郵便が減り本屋さんも激減しました。ハイブリッドカーが増え、ガソリンの消費量が減りました。スマホを持つ人が大半になりました。

通勤路線や高速道路が少々増え、移動が若干便利になりました。

法改正で税制や民法、知的財産制度も変わりました。

 

その結果、人間の本質、物事の本質、リーダーシップ、誠実勤勉、法律の考え方、物理学などの自然法則が大きく変わったのでしょうか?

 

もちろん、変わっていません。

 

自分が年をとり、マスコミの記者や政府で政策立案する人たちが、自分よりも1回り下であることも増えてきました。そのため、物事を表面的にしか見ていないと感じることが増えたのかもしれません。

しかし、世の中の表面は変わっても土台の部分は大きく変わらないのです。

 

自分がライバルならば、物事の本質、真贋を見極めるのも自分でする以外ありません。