早稲田大学RCLIPの情報・イノベーション保護国際シンポジウムです。

ビッグデータと標準必須特許という、流行のテーマについて、国内外のパネリストを呼んで、議論が行われます。

 

年度末の金曜日午後でプレミアムフライデー(死語)ですが、半休を取らないと参加は難しいかもしれません。その点は残念です。

 

https://rclip.jp/2018/02/19/20180330symposium/

情報・イノベーション保護国際シンポジウム(2018.3.30)

第一部 ビッグデータの知財保護?
第二部 標準必須特許の国際的エンフォースメント
(日英同時通訳)

【日程】  2018年3月30日(金) 13:00~18:00
【会場 】早稲田大学  早稲田キャンパス27号館 小野記念講堂 
【参加費 】シンポジウムは無料
      (ただし、終了後の懇親会(交流会)は4,500円)

【概要】
いわゆるIoT(Internet of Things)時代を迎え、IoTに関連して用いられる標準必須特許(SEP)に関する法的保護のあり方や、IoTを通じて集積されるデータに関する法的保護のあり方が、近時、重要な政策課題となっている。本シンポジウムは、わが国においても、また世界においても大きな議論を呼んでいるこの2つの課題に焦点を当てるものである。

 第1部では、いわゆる(ビッグ)データの保護について検討する。この問題については、わが国でも、2017年から、産業構造審議会 知的財産分科会 不正競争防止小委員会において、不正競争防止法の改正を視野に入れた検討が行われているところである。他方、欧州では、一定のデータベースに特別の権利(sui generis right)を付与する欧州データベース指令(96/9/EC)が制定されて久しいが、最近、欧州委員会がデータに関する権利付与を含めた新たな法制度の提案を行っており、激しい議論を呼んでいる。
 そこで、同委員会の委員でもある田村善之教授(北海道大学)からわが国の議論をご紹介いただくと共に、欧州から、本問題に詳しいHerbert Zech教授(バーゼル大学)、Matthias Leistner教授(ミュンヘン大学)およびGeertrui van Overwalle教授(ルーヴァン・カトリック大学)をお招きして、欧州における議論をご紹介いただいた上で、Lisa Ouellette教授(スタンフォード大学)から米国の視点をお話しいただく。
 第2部では、標準必須特許の適切な保護水準について検討する。この問題については、わが国でも、2017年から、産業構造審議会 知的財産分科会 特許制度小委員会において、標準必須特許のライセンス交渉に関するガイドラインの策定等の検討が行われているところである。
 そこでまず、この分野の第一人者であるMark Lemley教授(スタンフォード大学)に、標準必須特許に関する最新の研究をご講演いただく。その後、欧州において標準必須特許にとって重要な国であるドイツから、Ansgar Ohly教授(ミュンヘン大学)、Franz Hofmann教授(エアランゲン=ニュルンベルク大学)および実務家をお招きして、ドイツにおける最近の動向や理論的課題についてご講演いただいた上で、同委員会の委員長でもある高林龍教授(早稲田大学)から日本における議論をご紹介いただく。

 なお、本国際シンポジウムは、早稲田大学、スタンフォード大学およびミュンヘン大学が共催で行うものであると共に、早稲田LL.M.(早稲田大学大学院法学研究科先端法学専攻 知的財産法LL.M.)の発足(2018年4月開講)を記念して行うものである。

 

予定プログラム
13:00

開会挨拶     

第一部 :ビッグデータの知財保護?   
司 会 上野達弘教授(早稲田大学)
講 演 田村善之教授(北海道大学)
.      Matthias Leistner教授(ミュンヘン大学)
.     Herbert Zech教授(バーゼル大学)
.     Geertrui van Overwalle教授(ルーヴァン・カトリック大学)
.     Lisa Ouellette教授(スタンフォード大学)

   休憩

第二部 : 標準必須特許の国際的エンフォースメント
司 会 Christoph Rademacher 准教授(早稲田大学) 
講 演  Mark Lemley教授(スタンフォード大学)
.     Ansgar Ohly教授(ミュンヘン大学)
.     Franz Hofmann教授(エアランゲン=ニュルンベルク大学)
.     高林龍教授(早稲田大学)
.     実務家(交渉中)