昨日、産構審 知的財産分科会 不正競争防止小委員会(第1回)議事要旨が公表されました。

 

議事要旨の内容は多くなく、詳細不明ですが、行為規制の前提となるデータの要件における論点について説明が行われたとのことです。

 

行為規制の前提となるデータの案は以下になります。

 

(1)データの不正取得等の禁止
データ利活用の促進に向け、安心して、他者とデータを共有したり、オンラインで外部のAI等のプログラムやストレージ等のサービスを利用できる環境の整備のため、実際の取引実態、ニーズ等も十分踏まえた上で、悪質性の高い行為によりデータを取得する行為や、当該取得されたデータを使用・提供する行為を禁止する規定について検討する。

 

(2)データに施される暗号化技術等の保護強化
不正競争防止法においては、技術的制限手段により「影像」、「音」、「プログラム」の視聴、実行及び記録が制限されているコンテンツの視聴、実行及び記録を可能にする装置等の提供行為を、「不正競争」と規定されているところ、データの価値が高まる中で、暗号化を施した上でのデータの提供や、データをAI学習や分析など、視聴等以外の利用を行うことが増えており、暗号化されたデータ等の保護強化に向けた規定について検討する。

 

(3)技術的な営業秘密の保護のための政令整備(政令事項)
一定の要件の下、営業秘密の不正使用の事実の立証責任を被告側に転換する規定(第5条の2)について、その対象となる営業秘密(「技術上の秘密」)の範囲に関して、現行の「物の生産方法」方法以外にも、分析・解析・評価方法等の営業秘密も対象とすることについて、産業界からの要望も踏まえて検討する。

 

http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/chitekizaisan/fuseikyousou/pdf/001_giji.pdf

産業構造審議会 知的財産分科会 不正競争防止小委員会(第1回) 議事要旨

 

4.行為規制の前提となるデータの要件について
事務局より、資料5、資料6、資料7に基づき、行為規制の前提となるデータの要件における論点について説明を行った。
続いて、田村委員より、資料8に基づきプレゼンテーションを頂いた。
その後、自由討議を行い、行為規制の前提となるデータの要件におけるそれぞれの論点について各委員より意見を頂いた。