JASRACのシステムを設計した方が執筆した電子書籍です。

 

著者が言うように、著作物の利益を権利者へ分配することは重要です。

しかし、問題はそこではありません。

 

JASRACが居丈高に権利を主張し、NHK集金のように金集めに邁進する姿勢が、権利者のためではなく、自分たちのためであると見透かされている点です。

 

現在はJASRAC以外にも音楽著作権管理団体ができ、今後は変わって行くとは思いますが、お役所と同じで、競争原理の働かない組織は弛んで腐って行きます。

 

 私は、社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)のシステムを設計しました。そこで著作権とはどんなものかを知りました。
 著作権の範囲は広く、
1.音楽
2.映画&ビデオ(ニュースを含む)
3.テレビ番組
4.写真
5.本
6.絵画
7.肖像権(他人が映った写真を勝手に使用する事は出来ません。ただし俳優、アーティストは除かれる場合があります。)
8.etc...
等があります。著作権は60年保証され、他の人が使用すると著作権料を支払う義務があります。
 音楽著作権が難しい理由は、例えば何かを録画したとします。背景に音楽が流れていても著作権の対象になります。音楽著作権は、作詞家、作曲家、編曲者が対象です。歌手は著作権の対象になりませんが、歌う行為自体に音楽著作権の対象になります。この場合、テレビ局が著作権料を事前に日本音楽著作権協会に支払う義務があります。アーティストにはギャラが支払われます。映画での音楽の使用にも事前に日本音楽著作権協会に支払う必要があります。