アメリカのITCで、カールツァイス他が、デジタルカメラの特許権侵害でニコンを訴えたそうです。

 

ITCはアメリカ国際貿易委員会のことで、通関を禁止する排除命令と販売を中止する停止命令権限を持っています。

 

この事案は、先月ニコンが半導体露光装置の分野でオランダとASMLとカールツァイスを訴えた後、ASMLとカールツァイスがニコンを訴えたという事案です。

 

自分はニコンのデジタルカメラを2台持っていますが、光学技術、測距技術、精密機器技術、画像処理技術など、技術力の高さに感心しています。

 

技術があれば、クロスライセンスの交渉や設計変更も容易ですので、ニコンのデジカメがアメリカで販売されなくなることは、考えにくいと思っています。

 

http://www.sankei.com/economy/news/170527/ecn1705270008-n1.html

米国際貿易委員会(ITC)は26日、米国に輸入されたニコンのデジタルカメラやソフトウエア、部品について、特許侵害の疑いがあるとして、関税法に基づく調査を始めると発表した。特許侵害が認定された場合、米国で販売できなくなる可能性がある。

 対象となるのはニコンのほか、米国や中国、タイ、インドネシアのグループ会社など。具体的な機種やソフト名などは明らかにしていないが、画像センサーや画像処理ソフトが含まれるという。

 ドイツの光学機器大手、カールツァイスなどが特許侵害を訴えていた。(共同)

 

http://jp.reuters.com/article/nikon-idJPKBN17Q0X8

[東京/フランクフルト 24日 ロイター] - ニコン (7731.T)は24日、オランダASML(ASML.AS)とドイツ光学機器大手カールツァイスCZTOP.ULが半導体露光装置に関する特許を侵害しているとして、特許技術が使われている同装置などの販売差し止めと損賠賠償を求める訴えをオランダ、ドイツ、日本で起こしたと発表した。

 

ニコンは、半導体製造の中核装置である露光装置の中で、「ArF液浸」と呼ばれる先端の装置について特許侵害を主張している。同装置を製造しているASMLにはオランダ・ハーグ地裁と東京地裁で、ASMLの液浸露光装置に使用されている光学部品を製造するカールツァイスをドイツのマンハイム地裁にそれぞれ提訴した。

 

http://jp.reuters.com/article/nikon-asml-idJPKBN17U1D2

[28日 ロイター] - オランダの半導体製造装置大手、ASML(ASML.AS)は、半導体製造装置やフラットパネルディスプレー製造装置、デジタルカメラに関する特許が侵害されたとして、日本においてニコン(7731.T)を提訴したと発表した。

同訴訟にはASMLが自ら起こしたものと、戦略的パートナーのドイツ光学機器大手カールツァイス[CZTOP.UL]と共同で起こしたものがある。
 
ASMLによれば、米国でも提訴する予定という。