北朝鮮人民が神経ガス原料の発明を、国際(特許)出願を国連機関(WIPO)にしたという報道がありました。

 

しかし、その後の報道では、出願は北朝鮮の個人が行ったが、既に却下され国連決議違反ではないとのことです。

 

シアン化ナトリウムは青酸ソーダのことで、製造自体が禁じられている訳ではありません。

化学兵器に転用できる物質は多々あるのでしょうから、直ちに安保理や北朝鮮制裁委員会に報告しなければならないとは限らないでしょう。

 

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051700568&g=int

【ニューヨーク時事】米FOXニュースは15日、国連機関の世界知的所有権機関(WIPO、本部ジュネーブ)が1年以上にわたり、北朝鮮によるシアン化ナトリウムの製造法に関する特許申請手続きを支援していたと報じた。この物質は神経ガス「タブン」の原料となるため、国連安保理決議は北朝鮮への輸出を禁止している。
 FOXによると、北朝鮮は2015年11月に申請手続きを開始したが、これまでにWIPOから安保理や北朝鮮制裁委員会に報告はないという。米国が決議の完全履行を国連全加盟国に迫る中、国連機関による決議違反の疑いがあるケースが明らかになった形だ。

 

https://mainichi.jp/articles/20170518/k00/00m/030/007000c

シアン化ナトリウム製造 米FOXニュース報道

 

 米FOXニュースは15日、北朝鮮が国連専門機関、世界知的所有権機関(WIPO、本部ジュネーブ)にシアン化ナトリウム製造の国際特許を出願し、手続きが進んでいたと報じた。この化学物質は神経ガス、タブンの原料の一つとなるため、国連安全保障理事会の制裁決議によって北朝鮮への輸出が禁止されている。

     国連によると、北朝鮮の制裁決議違反を調べている安保理制裁委員会の専門家パネルが事実関係の調査に乗り出した。

     一方、WIPO報道官は17日、報道は「不正確で、間違いがある」と指摘、決議違反に当たらないとの認識を示した。出願は北朝鮮の個人が行ったが、既に却下されたという。