今日から3月ですね。

 

今月の情報管理Vol.59(2016) No.12 p.839-848に、「JST科学技術用語シソーラスのLinked Data化:科学技術情報をリンクする知識インフラの構築に向けて」という記事が載っています。

 

論文データベースのJ-GLOBALやJDreamでは、JSTのシソーラス(語句を意味によって分類・配列した語彙集)を使うことができます。

 

この記事は、シソーラスのシステム開発に関する話で、データベースユーザーにはそれほど役立つ内容ではないですが、シソーラスが充実すれば、検索の精度も上がりますので、ユーザーにもメリットのある話と思います。

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/59/12/59_839/_article/-char/ja/

近年,大規模書誌情報データベースを対象とした科学計量学の研究が盛んに行われている。そのため,論文や特許,研究データの分類やクラスタリング,検索のため科学技術に関するシソーラスの重要性が増している。科学技術振興機構(JST)では,1975年からJST科学技術用語シソーラス,また2005年からは関連する大規模用語辞書の構築・改訂を進めてきたが,今回,合わせて約24.5万概念を含む両者を国際標準化団体W3Cが規定するResource Description Framework形式のLinked Dataに変換し,期間限定で公開した。本稿では,まずJSTシソーラスおよび大規模辞書の概要,およびLinked Data版の特徴や有用性について述べる。そして,さまざまなドメインオントロジーをつなぐハブとなるトップレベルオントロジーとしての位置付けについて考察し,オントロジー的観点から概念間の関係性の再整備を進めているライフサイエンスカテゴリーにおける取り組みを紹介する。最後に今後の取り組みとして自然言語処理技術による半自動的なシソーラス保守・整備作業の可能性について触れる。

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