様々な混乱を引き起こしているトランプ大統領ですが、中国へ出願していた建設業界に関する商標が登録されたとのことです。

 

これについて、米連邦政府当局者が事業を通じて外国から報酬を得ることを禁じる米憲法規定に違反していると提訴されたそうですが、自分にはなぜ利益供与に該当するのか、よく理解できません。

 

商標登録は、不動産や会社の登記と同じようなものです。大統領など政府関係者が外国に別荘を持っており、それが登記されたからといって、外国から利益を得たということにはならないはずです。商標も同じです。

 

トランプ氏の商標が最近になって登録されたことには、何らかの政治的配慮があったのかもしれませんが、商標登録を受ける=外国からの利益供与というのは、少し違うのではないでしょうか。

 

もっとも、トランプ氏が大統領の任期満了までやるつもりなのかわかりませんが、もう事業をやっている時間はないでしょう。

中国の商標出願についても、息子、娘など後継者へ譲渡し、名義変更をしておけば、このような騒ぎにはならなかったのでしょう。

 

http://www.cnn.co.jp/business/35096799.html

香港(CNNMoney) 中国政府が、トランプ米大統領やその中核企業が10年以上にわたって申請していた中国の建設業界における「トランプ」の商標権を承認し、正式の登録作業が最近終わったことが18日までにわかった。

 

長年頓挫していた申請がここに来て認められ、登録へ進んだことについて、トランプ氏の大統領就任を受けた政治的思惑が背景にあるとの指摘が出ている。また、同氏の利益相反問題と絡める見方もある。

 

中国の商標権審査当局は昨年9月、「トランプ」の商標登録を同じく要請していた競争相手の言い分を退ける判断を示した。大統領選が終了した11月には、商標権をトランプ氏の中核企業「トランプ・オーガナイゼーション」に与えていた。最近の登録作業の終了は3カ月の異議申し立て期間が終わったことに伴う。

 

中国側の今回の対応について、オバマ前政権のホワイトハウスで倫理問題を担当した元高官は「トランプ氏からの譲歩を期待している」と推測。同氏に影響力を及ぼそうとする最初の努力に見えるとも述べた。