知財系サイトでも紹介されていますが、アサヒカメラ2017年2月号に「緊急企画 写真を無断使用する“泥棒"を追い込むための損害賠償&削除要請マニュアル」という記事が掲載されています。

 

2月号はすぐに売り切れたそうです。

自分も読んでみましたが、違和感を感じる後味の悪いものでした。

 

プロの写真家にとっては、自分の写真が無断で利用されるのは許せないし、使うのであれば対価を払って欲しいという気持ちはよく理解できます。

しかし、プロがホームページに何のアクセス制限もせず写真を載せていれば、鍵のかかっていない家と同じです。鍵をかけ忘れた家に泥棒が入ったと騒いでも、同情されません。

 

プロであれば、誰でも見ることのできるホームページには最小限の作品を公開し、登録制サイトでのみ全作品を公表するなど自衛すべきでしょう。

 

この記事ではNEVERまとめなどキュレーションサイトを目の敵にしています。

しかし、自分の記事や作品が転載されることで、より注目を集めて広告宣伝になるなど、キュレーションサイトにもメリットはあるはずです。

 

そして、アマチュアがブログに載せている写真が、キュレーションサイトに転載されたからといって、実害はほとんどないでしょう。しかし、この雑誌の編集者は、アマチュアにまで写真の転載について権利行使を勧めています。

 

自分は写真のアマチュアで対価も得ていませんので、自分が撮った写真がどこかに転載されていたとしても、権利を主張するつもりはありません。

 

朝日新聞出版は、何年か前に週刊朝日で問題を起こしましたが、朝日新聞グループの考えには、いつも違和感を感じます。

 

音楽教室への著作権料徴収の話もそうですが、権利ばかり主張する世の中にはなって欲しくないと強く思います。

 

内容紹介

●表紙撮影:櫻井寛

【特別付録】
プリントは、新時代へ 前川貴行×Canon imagePROGRAF PRO-1000

【グラビア】
●櫻井 寛 石北越え
●助川康史 鉄路に風をまといて
●金盛正樹 黒鉄の息吹
●川井 聡 絶・景 日高本線2016
●宇井眞紀子 眠る線路

●鉄道写真の深淵
●石北越え、JR北海道、鉄道写真雑感 写真と文:櫻井 寛
●鉄道のダイナミズムをとらえる 写真と文:助川康史
●いまも輝く蒸気機関車の世界を撮る 写真と文:金盛正樹
●最果てのローカル線をゆく 写真と文:川井 聡
●廃線風景に惹かれて 写真と文:宇井眞紀子
●鉄道写真歴65年、趣味人の鑑 宮澤孝一さんに聞く 聞き手:佐々木直樹
●第10回JPSフォトフォーラムから
鉄道写真撮影のモラルとマナーを考える 写真と文:櫻井 寛

緊急企画 写真を無断使用する“泥棒"を追い込むための
損害賠償&削除要請マニュアル 文:吉川明子