昨日ですが、IoT関連技術の審査基準等が公表されました。

 

資料は69ページあり、かなりの分量ですが、通常の審査基準や審査ハンドブックの内容も重複して解説されています。

 

http://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/iot_shinsa_161101.htm

平成28年11月 特許庁調整課審査基準室

IoT関連技術に関する審査基準や審査ハンドブック等を説明した資料を提供しています。

なお、最新の審査基準等は、以下のページでご確認ください。

 

内容を見てみると、以下の通り、IoTだからといって、特別な審査が必要なわけではありません。

 

「コンピュータソフトウエアを必要とするIoT関連技術の発明該当性の判断は、他のコンピュータソフトウエアを必要とする技術についての発明該当性の判断とかわらない」

「IoT関連技術のサブコンビネーションの発明の新規性の判断は、他のサブコンビネー
ションの発明についての新規性の判断とかわらない」

「IoT 関連技術の発明においては、引用発明との相違点に関し、「モノ」がネットワーク
と接続されることで得られる情報の活用による有利な効果が認められる場合がある。
このような場合は、進歩性の判断において、当該効果を「進歩性が肯定される方向に
働く要素」の一つとして考慮する」

「IoT関連技術の特許審査は、現行の審査基準等に基づいて、従来から特段問題なく行えている」

 

スマートフォンを、デジカメやプリンタと接続しデータ転送する、道路に監視カメラを設置し、転送するなど、物のネットワークは、現在も普通に実現されています。

何とかの一つ覚えみたいに、「IoT、IoT」と連呼するのは、自らの不勉強を晒すようなものでしょう。