おはようございます。


先日、無名会さんの単一性・シフト補正の研修を受けてきましたが、日本知的財産協会(知財協)さんからも、単一性・シフト補正審査基準改定案に対する意見が出されています。


http://www.jipa.or.jp/jyohou_hasin/teigen_iken/13/130329.pdf

(1)審査対象を拡大するという基本方針について、賛同いたします。審査官の負担を考慮しつつ、出願人の利益を尊重していただく趣旨と理解しております。
(2)一方、本件改訂案に基づく審査では審査官の裁量の幅が現行より拡がります。審査官の運用次第で審査基準改訂の趣旨が没却されるような事態を防ぐとともに、改訂を実効せし
めるために、審査対象を拡大するという趣旨をより鮮明にした記載にすべきと考えます。

具体的には、以下に述べる通りです。
(3)また、改訂案発効後においては、本改訂案に基づいた適切な運用がなされているかの検証を継続的に行っていただくよう要望いたします。



基本的には改定案に賛成、ただし審査官の裁量の幅が大きいと出願人の不利益となるケースもあり、出願人の主張を最大限尊重して判断して欲しいということでしょうか。


審査官は独立行政庁であって、裁判官と同じく自己の裁量で判断する権限を有しています。審査基準等で審査官の判断のばらつきを減らすことも大切でしょうが、審査官の裁量幅をある程度認めて、明らかな過誤でない限り、その判断を尊重するという考え方もあるとは思います。