ベーシックインカムで貧困はなくなるのか? | 信州読書会

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ベーシック・インカム(BI)というのがある。

 

政府が国民に、最低限の生活費を支給するという政策だそうだ。

 

社会保障の一元化と公平化として、話題になっている。

 

貧困がなくなるとか、ブラック企業がなくなるとか

 

メリットが語られているのだが、

 

BIで本当に貧困がなくなるのか? ということだ。

 

 

 

経済学者のアマルティア・センによると、

 

貧困というのは「潜在的能力を実現する権利の剥奪」と

 

定義されるそうだ。

 

 

BIというのは、権利を行使することと結びつかない。

 

国家が、お金を渡して、あとは自己責任でと言っている政策に見える。

 

 

社会秩序は人間の信頼関係でできている。

 

貧困は、お金だけでなく、信頼関係が崩壊していることにも由来するので

 

お金だけ渡せば、貧困がなくなるのかというと、そうじゃないと思う。

 

 

BIによって、社会秩序を支える個人の信頼関係が、希薄になるのではないか?

 

 

国家と自由な個人との社会契約という『社会契約論』の立場に立てば、

 

BIは、個人の自由を奪うところがある。

 

 

国家は、エサのように金を渡すことで、国民を家畜のように扱っている。

 

家畜化した個人に、お互いの信頼関係など生れるだろうか?

 

 

無関心が広がるのではないか。

 

 

さらに、国家によって飼いならされた国民でなければ、

 

排除される世界が待っている。

 

 

 

ジョージ・オーウェルの『1984年』の世界のような、

 

管理社会さながらの息苦しさを感じる。

 

 

BIによって、国民の総貧困化が進むのではないか。

 

 

物質的な生活は楽になるかもしれないが、精神的な面で

 

国民の潜在的な能力を実現する権利を剥奪する政策のような気がする。

 

 

BIを導入するなら、同時に教育に力を入れないと、人間の家畜化が進むだけだ。

 

 

 

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