お薬と流動食が残りわずかだったので、お昼近くに病院へ行ってきました。
今朝は霧雨が降っていたけど、病院へ向かう頃には、雨はあがっていました。
今朝また1つ開いたレディ・ダリア。
昨晩、夫と、
「しんちゃんが良くなってお薬も必要なくなったら、実家にしんちゃんのことお願いして1泊温泉旅行にでも行ってくる?」
なんて言ってたのに、現実はそう甘くはありませんでした。
レントゲンの結果は、以前と変わらずで、胸に白い影が見えました。
胸以外の場所にも白いものは拡がってきており、残念ながら誤嚥性肺炎ではなく、腫瘍の確率が高いという診断でした。
お薬はこれまで非ステロイド剤が出ていましたが、2日間それ無しのお薬を飲み、体の中からそのお薬がなくなった頃、ステロイド剤に切り替えることになりました。
駆虫薬はもう少し続けます。
エンセの確率は少なくなって来てるけど、まだ侮れないと言うことで。
一人ではもう目薬がさせなくなってきたので、夫が仕事の日は、午前11時と午後3時の目薬はできません。
なので、目薬を持参して行きました。
瞼はめくれ上がっていて、もう眼球は見えません。素人目にも相当酷い状況なのは分かっていました。
先生も、
右側を下にしているから、右目が擦れるんだよね…。これはどうしようもないですね
両目が床につかない状態にしてあげれば良いんでしょうか?
体の両脇に何かものを置いて固定する方法もありますが、この子の場合それはストレスになるでしょうね
との事でした。
体を真っ直ぐにしようとしたら、ローリングが始まり、酷く抵抗するので、その方法は無理だと分かっていました。
目の痛みが酷くなったり、これ以上悪化するようなら、眼球を摘出して痛みを取るという方法になってくると思います
もう言葉も出ませんでした。
余命宣告を受けた七夕の日、何も出来なかったから、せめて七夕らしいことしてみようと昨日したら、この結果。
しんちゃん、その階段を見つけたら、どこかに行っちゃうの?
なんだか複雑な心境です。
夫に結果を報告したら、
夫はどんな時も悲観的にならず、希望を忘れません。
私は名前の一文字に「希」を持っているのに、希望を忘れがちです
イカンですね
弱気の虫よ、飛んでいけー
酸素ハウスから出して病院の往復+診察で、すっかり息は荒くなっていました。
帰ってからすぐ酸素ハウスに入れたら、穏やかな呼吸になっています。
現実は受け止めたけど、希望は捨てずに、自分達のやれることをこれからも精一杯やっていこうと思います。
長くなりましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。