こんにちは!!久しぶりの更新になります。会長ではない西住です。長らく私の勝手な都合で更新できていませんでした。。。本当にすいません(><)
また今回からこつこつ更新していこうと思いますので、どうぞお付き合いください。
ではさっそく、廃用症候群アプローチ法の続きを書いていきたいと思います。
まず皆さん、前回の内容を覚えていますか??
全然更新してないから覚えていませんよね笑
まず思い出していただきたいことは、人の「身体特性」についてです。
人にはそれぞれ、①前軸・後軸、②内軸・外軸というその人それぞれの軸があると言われています(フォースタンス理論より)。この①と②を組み合わせて『前・外軸』というようにその人の軸を表現します。
ちなみに河野会長は前・外軸、私は後・外軸です✩
ではまず前軸・外軸の特徴ですが、
・前軸:熱血タイプであり、治療中は前に出している足に重心を乗せると力が出しやすい
・後軸:おしとやかであり、治療中は後ろに出している足に重心を乗せると力が出しやすい
とされています。評価としては様々ありますが、
①立位体前屈で大腿の前をなぞった方がやりやすいか、それとも臀部から後面にかけてなぞったほう
がやりやすいか
②腹臥位でブリッジした方がやりやすいか、背臥位でブリッジしたほうがやりやすいか
などのやり方でも自分の軸を知ることができます(^^)
また内軸、外軸に関しては、
・内軸:手を使用するときに人差し指を中心に使用すると良い、前腕回内で力が出やすい
・外軸:手を使用するときに小指を中心に使用すると良い、前腕回外で力が出やすい
とされています。
では今書いたそれぞれの軸をどうやって患者様に用いるか。。。
評価は色々あります✩もちろん上記したやり方でも良いですが、
まず一つ目は立った状態で左右の足の前、後、内、外に体重をかけてもらい、外乱を加える方法です。詳しく言えば、前軸はつま先に、後軸は踵に、内軸は小趾を浮かして母趾に、外軸は母趾を浮かして小趾に体重をかけた状態で外乱を加えます。その人に合っている軸であれば、ふんばりが効き、保つ力が強くなります。
しかし実際に患者様にたった状態で外乱を加えるのは、なかなか難しいですよね。。。アクシデントになりかねませんし…(++;)
そこで登場するのが『Oリングテスト』と呼ばれる評価法であり、このアプローチおよび三軸セミナーでお話するセミナーの大部分で登場してくる重要なものです
Oリングテストとは
『患者が手の指で輪(O-リング)を作り、診断者も指で輪を作って患者の指の輪を引っ張り、輪が離れるかどうかで診断する。この時、患者の体の異常がある部分を触ったり、患者の空いたほうの手で有害な薬や食物を持つと、患者の指の力が弱まりO-リングが開く、とされる。もともとこれはアプライドキネシオロジー の応用で、当初は腕の力の強弱による診断だった。のちにそれが指の力でも診断可能とされ、この診断方法が提唱された。(ウィキペディアより』と言われています。
そしてこれを用いてどうするか。。。
患者様の前側、後ろ側、内側、外側をこするだけです✩
前側をこすってOリング、後ろ側をこすってはOリング...といった具合に評価をし、患者様の軸を見つけていきます。
では立てない人は??座った状態で同じようにOリングをしてください(^^)
座れない人は??寝た状態でOKです(^^)
ではコミュニケーションも取れずに起きるのも難しい人は!?
実は軸をこすって刺激するだけで可動域や抵抗感、重さなどにも変化が生じます。
たとえばその人に合ってない軸を刺激すると、両肩を屈曲すると長さが変わったり、SLRで足の重さが変わったり、前腕の回内外の抵抗感が変わったりと嫌な反応が様々出てきます。逆に言えば、合った軸を刺激すると動きやすくなる、ということです(^^)
ちょっとは軸について理解できましたでしょうか??
今日は主に軸に関してとその評価についてでした。
あまり長くなっても良くないので、次のブログに飛びます(^^)
西住